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2015年1月24日 (土)

熊本の旅9~三池炭鉱万田坑・その2~

熊本の旅 つづきです。

三池炭鉱万田坑(熊本県荒尾市)での見学ルートの中で
メインスポットともいえるのがこちら

第二竪坑巻揚機室

2階へ上る階段の頭上に見えるのがこれ。
このワイヤーを巻揚げ、作業員のケージを昇降させました。
約260メートルの地下まで1分ほどで昇降していたそうです。

P1010589s

2009年に修復・整備されたそうです。

P1010591s

再び外観です。
レンガの建物が巻揚機室、鉄製の櫓が第二竪坑櫓

P1010604s

櫓の高さは、18.8メートル。明治41(1908)年竣工です。

さらに進むと軌道跡が、敷地内の各所に見られます。

これらは、三池炭鉱専用鉄道につながり
その先、三池港から石炭の輸出などが行われていました。

P1010594s

この一帯は、広範囲にわたり
三池炭鉱関連の産業遺産が各所に残り、世界遺産候補にもなっています。


見学ルート最後に向かったのは第一竪坑櫓跡

第一竪坑は、採取された石炭を地下から引き揚げるのが主な役割で
第二竪坑の倍ほどの規模(櫓の高さは約30メートル)がありました。

P1010599s

しかし櫓は昭和29年に解体され、
北海道で第二の人生を歩んだ後に役割を終えたそうで現存していません。

一部コンクリートやレンガだけがその形跡を残しています。

さらに、この奥を進んだ空間から周辺を見渡すと
1キロほど先の福岡県・大牟田市にある宮原坑の櫓が見えます。

P1010607s

カメラの望遠レンズがGood job

1時間の案内ではかなり急ぎ足となってしまいましたが
第一竪坑跡まで広範囲にわたり丁寧に案内していただきました。

ボランティアガイドさんと解散したあと、
名残惜しく写真を撮っていた?私に、さらに別の係員の方が
撮影スポットなどを案内してくださいました。

P1010612s

このあたりが、ベストフォトスポットのようです。

時間が許せば、まだまだゆっくり見たいところもありましたが
この日は、これでタイムアウト~

世界遺産に登録されれば、ここも一気に人が押し寄せるでしょう。

足場が悪いところや老朽化した構造物もたくさんあるので
見学にはこれから制約がでてくるのではないかと思われます。
(富岡製糸場もいろいろとありましたからね・・・)


2泊3日の熊本の旅は
戦国時代の名城から明治から昭和にかけての
近代化遺産まで、ぎっしりみどころのつまったものでした。
内陸の黒川温泉や阿蘇にも数年前に行きましたがいいところでした。
また、いつかゆっくりめぐってみたいと思います。

熊本の旅 完 

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コメント

掘った石炭は、斜坑のトロッコで搬出しても、作業員は竪抗に乗って垂直に上下していたんですネ!  こういう小さなエレベーターで地下に潜るって、チョット怖い気がします。 自力では絶対に上下できないし、細いロープに命を任せる…って、心細いようです。

こういう産業遺産も、維持・管理が大変なんでしょうネ~。  

> サヌ・ヒロ さま

この地域は海が近いために鉱脈が地中深かったそうで、
人を運ぶ第二竪坑に対して
第一竪坑が石炭を主に引き上げる役割を果たしていたそうです。

炭鉱の危険度は、今の私たちにはわからない恐ろしさがあるかと思います。
そのような意味でも、産業遺産として大切にしてほしいですね。

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