カテゴリー「├ レトロ建築(近畿)」の6件の記事

2014年9月23日 (火)

天空4大名所めぐり6 ~余部鉄橋・空の駅~

天空4大名所めぐり つづきです。

いよいよ旅はラストの観光地・余部(あまるべ)へ。

兵庫県香美町にあるJR山陰本線にかかる余部鉄橋は、
明治45(1912)年に完成した高さ約41mの鉄橋。

建設から100年経過し、平成22年に新しいコンクリートの橋に
架け替えられました。

建設当時から、東洋一といわれた規模と赤く美しい橋脚は
その後も鉄道ファンなどから注目され観光名所に。
一部が保存され、橋脚の上は、餘部駅と併設して、
空の駅が誕生したばかりです。

私の大好物heart02巨大建造物でございます。

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赤い部分が旧橋梁(手前は低層部分のみ)
コンクリート部分が現在電車が走っている橋梁です。

この場所に来るのは二度目ですが
架け替え工事の間に見物したかった~

早速 空の駅 へ向かいます。

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3本の橋脚が建設当初の高さで残されていて、
旧橋脚脇の整備された坂道&階段を上ります。

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頂上(線路のある部分)に到着です。

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正面は旧線、フェンスをはさんだ右側は、現在のJR山陰本線。

ちょっとホームに上がってみました。

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ベンチ?が旧橋脚の部材のような感じですが・・・

ホンモノの電車も走るところを見たかったのですが
本数が非常に少ないので、出会えませんでした~

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再び旧線路に戻ります。左に見えるのは日本海。
気が付けばこの旅、兵庫県を瀬戸内海から日本海に縦断しました~bus

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海を見ながら「スタンドバイミーごっこ」ができますcoldsweats01

線路が終わり、ここから先は舗装された展望スペース。
ゆっくりできるベンチも用意されています。

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先端まで行ってみました~

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フェンス越しに見た旧線路の端っこは、なかなかのスリルです。shock
(もちろんフェンスの外なので行けませんが・・・)

ならば、こちらで度胸試しsweat01

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「空の駅」には、お店やお手洗いなどの施設はありませんが
駐車場のすぐ横に「道の駅」があります。

その近くには、旧鉄橋が地上に降りています。

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ふと思い出し、20年ほど前に訪ねた写真を捜索開始~eye

ありました、現役時代の鉄橋さんgood

Img_20140921_0001

しかし、現役時代には悲しい事故もここで起こりました。
昭和61年、強風にあおられた回送列車が地上に転落し、
車掌さんと線路下の水産加工場の従業員の計6人が犠牲に。
前出の写真に写る後姿の仏像は、供養塔です。

その教訓から、風が吹いても安全に走行できる橋脚が計画され
近代的な新しい橋の完成にいたったわけです。
この歴史を忘れることなく、安全な運行をお願いしたいです。

余部鉄橋の見学を終え、今回の旅は終了となりました。
観光中は雨に降られることもなく、
タイトなスケジュールながらも
数々の天空までのウォーキングを存分に楽しむことができました。

天空4大名所めぐりの旅 (完)

2014年8月11日 (月)

夏の京都旅2~京都迎賓館・後編~

夏の京都旅 つづき 京都迎賓館(後編) です。

日本の最高級の伝統美に驚いたり、ため息が出たり・・・



藤の間

京都迎賓館の中で最も大きな部屋
洋食の晩餐会や 歓迎式典などが催されます。

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訪れていた多くの人が、注目していたのがこちら

舞台扉の截金(きりかね)

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金箔などを細く切ったものを貼っていく繊細な工芸です

この作品完成後に亡くなられた
人間国宝・江里佐代子氏の作品です。まさに神業的な細かさ。

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昨年末にNHK(BS)で放送された
京都迎賓館の特集を見ておられた方は(私もですが・・・)
これが、一番興味をそそられたのではないでしょうか? 

この舞台では、舞や能、雅楽などが披露されます。

壁面の絵は一段と大きく(横16.6m×縦3.1m)、
夕映えの間と同様に織物で再現されています。

どのように織られているかを
図面や糸などで 紹介するコーナーも設けられていました。

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桐の間

和の晩餐室

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収容人数は多くありませんが、漆塗りの艶やかなテーブルに
圧倒されます。
天井の板も12mの吉野杉の1枚板。「超」のつく高級木材です。

外国のお客様もリラックスできる掘りごたつ式になっています。

ここから見えるお庭も見事ですが
庇(ひさし)の角度や長さひとつとっても、着席した時に見える景色が
完璧に計算されているのです。

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そして私は、部屋ごと違う「釘隠し」が気になって仕方ありませんでした(笑)

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この紋章は、内閣府のしるし「五七桐紋」

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こちらは藤の間のもの

興味深かったのは、ここは内閣府が管理する建物であり
皇室とは一切関係がないので、菊の御紋は使われていないそうです。

一方、赤坂は本来御所としてつくられた建物を
迎賓館として改修して使っているので、その名残もあります。

こんな観点から比較してみるのも面白いかもしれません。

各所に警備の職員さんやボランティアガイドさんが立っています。
質問すれば答えてくださるという感じで
基本的な案内は、スピーカーから流れているのですが
空間的にちょっと聞き取りにくい感じです。


琵琶の間

(撮影禁止でしたが)
現代風に椅子の形式となっている茶室。

お庭の橋(廊橋)を渡って、外から池や建物が一望できますが
橋の上からの撮影は禁止されています。

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再び建物の中に入ると、和舟まで用意してあります。
まるで古(いにしえ)の貴族のように「舟遊び」を体験できるそうです。

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これで一通りの見学が終了となります。

案内には見学時間30分ほどと書いてありましたが、
ゆっくり見学し、係員(ボランティアガイド)に質問したりすると
1時間ほどになってしまいます。

何度も来られるものではないので
後悔のないようにしっかり目に焼き付けてきましたよ。

帰りには、記念にこちらを買ってまいりましたpresent

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五七桐紋が入り あぶら取り紙

他にもクリアファイル、DVD、お箸など
良心的なお値段のおみやげが揃っていました。

最高級の日本伝統文化と建築を用いた京都迎賓館。

京都迎賓館の落ち着きの中に秘められた美しさに感動すると同時に
このような文化を持つ国に生まれたことに
もっと誇りを持ちたいと思うのでした。


京都迎賓館の見学は、例年夏に開催されています。
申し込み時期は若干ずれますが、
5月頃を目安に以下のホームページをチェックしてください。


pc迎賓館(内閣府)
http://www8.cao.go.jp/geihinkan/index.html


夏の京都旅 まだまだ続きます。

2014年8月 9日 (土)

夏の京都旅1~京都迎賓館・前編~

人生で夏の京都は二度目。
あまりの暑さを(清水寺周辺で)体験してから遠のいていましたが
1泊2日の夏ならではの旅をしてまいりました。

順序が旅程とは異なりますが、
いちばんのメインとなったこちらからご紹介します。

昨年の東京の迎賓館(赤坂離宮)に続いて、
今年は京都迎賓館の参観にめでたく当選いたしました。

ここで、京都の迎賓館についてbook

京都の人々の請願によって2005年に京都御苑内につくられた
国の迎賓施設です。

日本の歴史、文化を象徴する都市・京都で、
海外からの賓客に対し、
日本への理解と友好を深めていただくことを目的にしています。
(案内パンフレットより一部引用)

ここで、京都の一流料亭が、当番制で料理を担当し、
外国からの賓客を日本伝統芸能(能や舞踊など)でおもてなしします。

迎賓館のある場所は、京都御苑の一角。

築地塀にぐるりと囲まれた御苑内の敷地は
いったいどんな建物があるのかわかりませんが
東側の清和院御門を入ってほど近いところに迎賓館はありました。

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(上記の写真は、午後3時過ぎ、帰りがけに撮影したものです)

京都迎賓館は、例年、夏の期間に10日ほど一般公開されます。

事前のはがきまたはインターネットでの応募により
各日1300名が(無料で)参観することができます。

午前・午後で入場が分けられているようでしたが
私たちは午後2時以降の入場となっていました。

人数が限定されているので、入場待ちもありません。
(行列に並ぶくらいなら、事前予約の手間のほうが苦にならない私・・・)

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ここで、当選したはがきを提示します。
あらかじめ申請している本人以外は入場できません。

セキュリティについては、昨年の赤坂と同様に厳しいものでした。
地下駐車場のようなところに案内され
荷物チェックと金属探知機を通過します。

その後、身分証明書との本人照合が行われ、
いよいよ参観バッジとパンフレットがいただけます。

荷物は無料のロッカーへ預けます。
持ち込み可能なものはパンフレット、カメラのみ。

正面玄関

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赤坂の西洋風宮殿とは対称的な純和風な平屋造りの建物で
一見地味な印象を受けますが・・・

日本の伝統工芸や建築技術の粋を集めた最高級のつくりなのです。

聚楽の間

ここはロビーとなる場所。
鮮やかなオレンジの椅子は見事な京指物(木の部分)と織物の融合。

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(一般公開用に)京都を代表する清水焼や雛人形など飾られていましたが、
この空間に展示されるものは、
賓客にあわせた伝統工芸品や絵画が都度選ばれるのだそうです。

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そんな中、わが郷土を代表する秋野不矩(ふく)さんの
日本画も以前展示されたことがあったと知りうれしくなりました。

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夕映えの間

会議スペースや晩餐の待合などに利用される部屋

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部屋の両端に飾られた大きな絵(横8.6m×縦2.3m)は、
日本画をベースにした織物で描かれています。

写真は、「愛宕夕照」ですが、反対側の壁には「比叡月映」

さりげなく飾られている台ですが、
近づいてみると繊細な螺鈿(らでん)細工が施されていて、
つい見入ってしまいました。

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いよいよ一番大きな部屋へ向かいます。

つづく・・・

【ももよろず日記関連記事】
pencilハガキで当選しました!(2014.7)
pencil迎賓館 赤坂離宮(2013.8)

2013年11月18日 (月)

滋賀の秋旅1~近江八幡~

今年二度目の滋賀県です。

秋旅は、雨の中rainスタートとなりました。
(ホントは晴れ女sunなのに、今回は力及ばずweep

まず訪れたのは近江八幡

琵琶湖の水運に恵まれ、豊臣秀次により整備された城下町です。
近江商人発祥の町ともいわれ、当時の面影を残す建築が
多く残っています。

観光案内所白雲館
旧八幡東学校として建てられた明治時代の擬洋風建築。

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この反対側が日牟禮八幡宮への入口

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鳥居をくぐって振り向くと、こんな景色が見られます

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近江八幡の人気スポットがここ。

鳥居の奥に、都会のデパートではおなじみの
和菓子のたねやと洋菓子のクラブ・ハリエがお店を構えているのす。

が、お店に直行する前に、鳥居からすぐの橋の下に降りてみました。
ここが有名な八幡堀

船でお堀めぐりも楽しめます。

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紅葉の見ごろまであと少しでした

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そして、たねやへ
羊羹は苦手な私でも気になる和菓子もいっぱい。

 pencilたねや「西木木」の記事はこちら

ただ、日持ちしないものが多いため、買いだめできませんでしたsad

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ハリエのバームクーヘンの行列はここでも健在。

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この建物の一部、旧忠田邸だった部分は
カフェの特別室として有名なヴォーリズ建築が見られるそうです(予約制)
・・・次回はぜひ行くゾ(個人的な覚え書きpencil

この奥にあるのが日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)

たねや周辺の人だかりがウソのように境内は落ち着いています。
七五三の季節で、拝殿も「特別仕様」でしたよhappy01

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季節柄、菊もとてもきれいに飾られていました。

お詣りの後は、伝統的な街並みが残る新町通りへ向います。

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この周辺には、郷土資料館など内部も見学できる施設が
いくつかあるようですが、時間がなくて今回は断念

こちらは旧伴家住宅 資料館になっています。

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ここまで、建物好きにはたまらない数々の建造物がありましたが、
近江八幡で忘れてはならない有名なスポットが、
アメリカ出身の建築家ヴォーリズが手掛けた西洋建築。

今回はほとんど見ることができませんでしたので
ヴォーリズの銅像だけでもcamera

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そして、ヴォーリズは建築家だけではなく、キリスト教の伝道家として、
英語教師として、さらに事業家としても活躍しました。

おなじみのメンタムを販売する近江兄弟社の創業者でもあるのです。

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近江八幡はみどころが多すぎて、とても数時間では巡れませんdespair

次回は、ポカポカ陽気のお天気のいい日に
じっくり西洋建築めぐりもしてみたいと近江八幡を後にしました。


続いて向かったのは、守山市にある佐川美術館です。

2013年3月22日 (金)

京都早春の旅5~同志社大学~

京都早春の旅 いよいよ最終章です。

今回の日帰り京都旅は、
京都御所沿いの烏丸通を南へ北へ

そして向かったのは、同志社大学。

新島旧邸宅につづき
大河ドラマ注目のスポットなのです。


ここ今出川キャンパスは、
1875(明治8年)に、新島襄が創立した同志社英学校がはじまり。

キャンバス北に隣接する相国寺の門前に建築した
木造校舎がはじまりだそうです。

その木造校舎は現存しませんが、
校内には5つの重要文化財となっている建物があります。

キャンパス西側から

京都市内最古のレンガ建築である
彰栄館

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工事中の様子

チャペル(礼拝堂)

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紅白の梅が見ごろでした。

そのすぐ隣には、ハリス理化学館
(重要文化財だとわからずに撮影し忘れました)


クラーク記念館

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同志社大学の初代図書館だった
有終館

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啓明館
(登録有形文化財)

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校内の掲示板には、
新島襄の名言も掲示されていました。

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残念ながら内部の見学はできませんが
クラーク記念館内チャペルの見学などがてきる
一般向けのキャンパスツアーが
毎月1回ほど開催されているそうです。

pencil同志社大学キャンパスツアーの詳細
http://www.doshisha.ac.jp/information/c_tour/intro.html


私は、西門から入ってしまいましたが、
正門の受付にまわると、キャンパス案内図などもいただけます。
(ひととおり見学後にいただきました・・・)
単なる観光客にも快く対応していただけましたm(__)m

それにしても新校舎も同様に茶色のレンガ風に
なっていて、新旧の建物が違和感なく立ち並んでいるのには
驚きます。

神社仏閣も好きですが
洋風レトロ建築が京都でこんなにも見られるとは
建造物好きにはたまりませんheart04


唯一の心残りは隣接する同志社女子大にある
栄光館のチャペルを見学し忘れたこと。
これもあわせて見学すれば、
完璧な大河ドラマ通(単なるミーハーsign02)だったんですけどね。


京都早春の旅 おしまい

【ももよろず日記関連記事】

pencil京都早春の旅1~京都御苑と梅~ こちら
pencil京都早春の旅2~新島旧邸~ こちら
pencil京都早春の旅3~京都御所観覧~ こちら
pencil京都早春の旅4~相国寺・大聖寺~ こちら

2013年3月 9日 (土)

京都早春の旅2~新島旧邸~

京都御苑から向かったのは

新島旧邸(にいじまきゅうてい)

同志社大学の創始者・新島襄の邸宅
今年の大河ドラマ「八重の桜」の主役になっている
会津出身の女性・新島八重(旧姓・山本)は
新島襄夫人 ということで旬なスポットなのです。

今年はドラマにあわせて、
旧邸を公開している(予約制)というので
早速見学してきました。

同志社大学(今出川キャンパス)とは少し離れ、
京都御苑の東側の通りをはさんだところにあります。

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(ここは出口になっています)

午前10時のオープンでしたが、すでに見学待ちの方々が
たくさんいらっしゃいました。

まず、新島会館で手続きを行います。

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会館内では、八重さんにちなんだ喫茶コーナーやパンの販売もありました。

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まず八重さんの生涯に関するパネルを見学します。
(右手奥に展示コーナーがありますが撮影禁止でした)

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会津時代は、ドラマでも放映されている通り
女性ながらも鉄砲を操り、戊辰戦争にも参戦。
幕末のジャンヌダルクと称されました。

同志社を設立した夫に先立たれた後も
看護婦として活躍するなど、生涯国のため、人々のために
尽した人です。

ドラマでは綾瀬はるかさんが演じていますが
晩年の様子は、なかなか「肝っ玉母ちゃん」な感じです。

いよいよ旧邸へ。1階のみ見学が可能です。

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台所は(当時は土間が当たり前ですが)板敷です。

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八重さんご愛用のオルガン。

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応接間には、洒落た家具類

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残されている蔵書は8割が洋書だとか・・・

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洋間を改装したという和室(茶室)

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新島襄の永眠後は、茶道の道も極めています。

西洋文化を積極的に受け入れた八重さんですが、
和の文化や女性らしさも兼ね備えた素敵な女性ですね。

館内では、八重さんグッズやおみやげ品も販売されています。

pencil見学の詳細・予約(新島八重と同志社)
http://www.doshisha.ac.jp/yae/index.html

見学後は、再び京都御所へ向かいます。
すぐそこなのに、京都御所は広い・・・

つづく


【ももよろず日記関連記事】
pencil京都早春の旅1~京都御苑と梅~ こちら

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