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2016年2月

2016年2月28日 (日)

首都圏外郭放水路~前編~

埼玉県にある首都圏外郭放水路に行ってきました。

最近、テレビでも内部の様子が紹介されていますが、
特撮ものなどのロケ地としても使われているそうで
そちら方面に興味がある方はもちろん
私の好きな「社会科見学」のレア物件!?としても
これは、絶対に行きたいと思っていたところです。

場所は埼玉県の東部(千葉県との県境)に位置する春日部市。

圏央道が開通したおかげで、静岡県の西端からでも
日帰りで行けるようになりました。(でも、バスで片道5時間弱)

江戸川が流れるのどかな平野にあります。

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(天竜川周辺とあまり変わらない景色sign02
到着した場所にある建物は庄和排水機場

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国土交通省の管轄する施設です。
何の変哲もない建物ですが、この地下がスゴイのです。

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いろいろな名称が表記されています。

というわけで、まずはこの建物の中にある
龍Q館という展示施設にて、施設の概要などのレクチャーです。

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メインの部屋に行く途中の廊下で発見

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ここを訪れた芸能人の方々の写真とサインがずら~り。
錚々たる顔ぶれで、ここで10分くらい楽しめちゃいますgood

メインのホールに入ると、これまたロケにも使えそうな監視室。

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映画「ホワイトアウト」思い出したっslate (ここじゃないですけど・・・)
参加証を首からぶら下げて見学ツアースタートです。

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中に入っている写真(はがき)は見学後記念にいただけます。


で、まずは地図の説明から

P1050472s

このエリアは、関東平野の中でも最も低い場所にあり
海抜もマイナスなので、たびたび洪水による被害に見舞われていました。

洪水の被害をなくすために、大雨などの非常時には、
周辺の5つの川から流入する水をいったん地下に貯めて
調節しながら排水するのがこの施設なのです。

工事期間は13年を要し、2006(平成18)から稼働しました。

地元民ではないので、あまり馴染みのない地理を頭に入れ、
さらに水の流入経路などをパネルや模型によって確認します。

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ダムの発電所でよく見る模型です

河川近くにある5つの立坑から流入する水は
地下50メートルに造られた延長6.3キロのトンネルを流れ
巨大水槽に貯められていくのです。

今回見学するのは、この地下にある巨大水槽の空間。

さあ、いよいよ地下探検にスタートです。

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龍Q館のある建物からこれくらい離れたところにある入口から

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一気に166段の階段を下ります。
下るということは、当然帰りには上ることになります(苦笑)

エレベーターなどの設備は一切ありませんので
脚に自身のない方は、ご遠慮くださいとのアナウンスがあります。

階段の途中で雰囲気を撮りたかったのですが
歩行の流れの迷惑になるので禁止されています。

というわけで、一気に下りて階段の雰囲気を

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地下18mの巨大水槽に到着です。


コンクリート柱の立ち並ぶ巨大な空間

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これです、これが見たかったんです!


東京ドームが入るほどの広さという地下水槽の中には
59本の柱が立っています。
まさにその景色は、現代版 地下神殿

1本あたり500トンという巨大な柱が立ち並ぶ様は
デザイン的にも圧巻ですが、
地下にこの水槽を固定するため重しでもあるのです。

しばらく立ちすくんでしまうほどの景色。

しかし、滞在時間はそんなに長くありませんので、
ふと我にかえり、「写真撮らなくっちゃcamera」なのです。

まだまだ続きます。

2016年2月22日 (月)

大阪・四天王寺~後編~

四天王寺 つづきです。

(2015年9月に訪ねた記事です)

いよいよ伽藍の中へ入ります。

すると、いきなり足場の組まれた五重塔に遭遇

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建物の歴史云々よりも工事現場が気になって仕方がない私smile

受付でお聞きしたら、
耐震調査と工事のための足場の設置がはじまったばかり。

この五重塔は昭和34(1959)年の再建。
昭和の建築とはいえ、すでに50年以上経過しています。

数日前から五重塔の内部が見られなくなったそうで・・・残念weep

金堂

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3年近くかけて五重塔の他、これら伽藍の建物の工事が行われます。

全体をぐるりと見渡すと、伽藍全体が回廊に囲まれています。

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四天王寺式といわれる伽藍様式は、
日本初の仏教建築である飛鳥寺に続く古い歴史があります。

南大門、中門、塔、金堂、講堂が南北に一直線に
配置されるのが最大の特徴です。
それらの建物がぐるりと回廊に囲まれているのです。

回廊の中ではその雰囲気はわかりにくいのですが・・・(工事現場だしsweat01

回廊の外側
南大門の位置(中門の南)に立ってみると、それがしっかりわかりますよ。

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中門は、仁王像が両脇を守り、別名・仁王門とも呼ばれます。

南鐘堂

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これら、朱塗りの建物が並ぶ中、
ここだけは異次元の空間という感じがします。

中門の向かって右手(東側)にあるのが
聖霊院(太子殿)

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塀や門構えが「御所」のような雰囲気です。

中には、聖徳太子をお祀りするためのお堂があります。
手前が拝殿、奥に見えるのが奥殿。
奥殿は、なんとなく法隆寺の夢殿を彷彿とさせます。

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内部をじっくり拝観できる建造物が少ないのが残念ですが
境内が広いので、建物の外観や配置だけでも見ごたえがあります。

ところで、五重の塔を見ながら気になっていたとある景色

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なんとか1枚に収まらないかと境内を歩いた結果がこれです。

五重塔とあべのハルカスの新旧コラボレーション。

こういうの大好きなんですheart04

まったく位置関係が頭の中で理解できていませんが
偶然にもこんな景色に出会えるなんて驚きました。

宝物館

P1010063s

国宝などが展示されていますが・・・この日は休館

最後に御朱印をいただきに納経所へ

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独立した建物があり、3人ほど常駐しています。

御朱印の種類がたくさんありすぎて決められませんので
担当の方におまかせしました。

P_20160219_234959

実はちょっとしたトラブル?ミス?があり
こちらもあわせていただくことができました。

P_20160219_235039

この周辺は、実はお寺がたくさん立ち並ぶ地域。

大阪というとにぎやかな町やアトラクションというイメージですが、
ここでは、落ち着いた雰囲気の大阪に出会えるのです。


pc四天王寺
http://www.shitennoji.or.jp/

2016年2月21日 (日)

大阪・四天王寺~前編~

昨年9月に訪ねた大阪・四天王寺。

神戸・大阪の旅(UCCコーヒー博物館とサントリー山崎蒸溜所)の途中
せっかくならひとつくらい有名な寺社巡りもと思ったのですが
正直大阪には、お寺というイメージがほとんどなく・・・

予備知識なしで
宿泊先からのアクセスの良さで向かった四天王寺

大阪近郊の方にとっては有名なお寺かと思いますが
中部地方在住の私には、なんとなく名前を聞いたことがある程度。
最寄の駅は、地下鉄谷町線の四天王寺夕陽ヶ丘

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なんだか青春ドラマのような駅名。それにしても長いっ

駅からお寺に向かう道沿いは、大阪より奈良っぽい雰囲気です。

P1010070s


道中、こんな看板を発見eye

P1010071s_2

聖徳太子さんではありませんかっ。今頃気づく私。

聖徳太子にゆかりのあるお寺というのは、いくつか知っていますが
奈良と京都以外にあるということを初めて知りました。

最近、徳川ゆかりの寺社めぐりにどっぷりはまっていたので
それよりさらに800年もさかのぼるだなんて・・・私にとっては新鮮です。
門があったのでこちらから入ってみました。

P1010009s

お地蔵さんや、墓地などがあるのですが、
写真などでイメージしていた風景がなかなか現れません。

(後でわかりますが、私は北西から境内に入っていました)

四天王寺は、推古天皇元年(593)に聖徳太子が建立した
日本仏法最初の官寺です。

日本最古というと、奈良の法隆寺を想像しますが、
お寺そのものの伽藍(建物)配置様式は、四天王寺式と呼ばれ
法隆寺や薬師寺よりも古い歴史を持っているのです。

ただ、建物のほとんどは戦災などによりほとんどが焼失。
境内の多くは、昭和になってから再建されたものが中心です。


戦災を逃れた建造物のひとつ

元三大師堂(重要文化財)

P1010019s

1618(元和4)年、江戸初期の建物です。


英霊堂

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重要文化財ではありませんが、重厚な雰囲気を醸し出しています。

この他、方丈や通用門、六時堂などが重要文化財に指定されています。

やっと、境内の中心であろう場所に出たようです。

北鐘堂

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そして、一般的には、現在はこちらがメインの入口になるのでしょう。

石ノ鳥居

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極楽門

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まだ残暑が厳しい季節でしたので、
門の奥では熱中症対策のためか、霧状のシャワーが作動していました。

極楽門をくぐって、やっといちばん見たかった場所に到着です。

立派な五重塔の一部が塀の向こうに見えます。

P1010033s

が、ここから先は有料拝観となります。

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どうやら石ノ鳥居から入れば、悩まずにすんなりたどり着ける場所でしたね。

しかし、江戸時代から残る重要文化財は境内北側に集中しています。
それなりに貴重な散策となりました。

拝観料300円で塀の奥(伽藍の中)へ進みます。

前置きが長すぎましたので、つづきは後編にて・・・

2016年2月12日 (金)

江戸徳川の寺社めぐり4~増上寺~

江戸徳川の寺社めぐり 最終章です。

芝東照宮から北(御成門方面)に向かって歩くと

増上寺(ぞうじょうじ)の大きな門の前に到着。

P_20150814_101000

1622年に建てられ、現存する重要文化財の門です。

朱塗りが印象的な大きな門は、
正しくは三解脱門(さんげだつもん)と称し、3つの煩悩「むさぼり、いかり、
おろかさ」を解脱する門を言うのだそうです。

三解脱門の略称「三門」と「山門」は若干意味が違うそうで、
奥が深いのでこれから勉強しますcoldsweats01

増上寺は、
浄土宗の七大本山のうちのひとつで、
室町時代に建立されたとされていますが
江戸時代に徳川家康が菩提寺としたことで、隆盛を迎えます。

寛永寺が江戸城の鬼門に当たるのに対し、
南西にある増上寺が裏鬼門にあたるのです。

増上寺は、この一帯に広がる境内でしたが、
第二次世界大戦の戦災によりほとんどを消失。

残念ながら江戸時代からの建造物はほんの一部しかありません。


三解脱門をくぐると、大殿(本堂や道場を含む建物)と
東京タワーのコラボレーションが目に飛び込んできます。

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巨大建造物のコラボ、いいわ~~heart04

寛永寺に比べると、観光客の出入りも多い寺院ですが
京都や他の地方都市の観光スポット的な寺院と比べると
ずいぶん落ち着いた雰囲気です。

大殿では、御本尊の阿弥陀如来が迎えてくださいます。

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その隣には、御朱印所のある安国殿。

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御朱印をいただいた後、増上寺を訪ねた大きな目的のひとつ
徳川将軍家墓所へ向かいます。

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※2015年より火曜日を除くほぼ毎日公開されています。

入場料は500円。
入口では、絵はがき数枚と古地図がいただけます。
 絵はがきは焼失前の霊廟内の写真など貴重な資料なので、
 これだけでも十分価値があると思います。

かつての増上寺は、
現在の芝公園やプリンスホテルがある場所も含む広大な敷地でした。

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敷地内には、伽藍だけでなく、
二代・秀忠を含む6人の将軍とその正室たちの霊廟が
豪奢な建物とともに並んでおり、一部は国宝にも指定されるほどでした。

残念ながらそのほとんどを東京空襲で焼失してしまい
発掘調査の末に、現在はこのわずかなエリアに
将軍たちの宝塔が建てられた上に改葬されています。

こちらの門の左手の小さな入口から入ります。

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この門は、旧国宝の「鋳抜門」 
木造でなかったことが幸いしたのですね。

門の奥には東京タワーを背に宝塔と石灯篭が
「コの字型」に並んでいます。

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宝塔は、日光や久能山にある家康の宝塔のような形のもの。

こちらは14代・家茂の正室、和宮さんのお墓です。

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二代・秀忠は、正室・お江さんとの合祀です。

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岡崎の大樹寺でも、このお二人のみ
位牌が同じ建物(ミニチュアですが豪華なお堂)に並んでいたのが印象的でした。

それにしても
初代・家康と三代・家光は日光東照宮にあれだけの立派な史跡(世界遺産)が
残されているのに・・・なんて残念なことでしょう。

こんなことなら、江戸ではなくて日光と久能に交互に祀れば
貴重な歴史資産が残ったのに、と残念でなりません。
(静岡県民としての主観もかなり入ってますcoldsweats02

そんなことを考えながら、こちらもまだ開館したばかりという宝物展示室へ

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こちらに展示してあるのは、二代・秀忠(台徳院殿)の霊廟の模型

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内部は撮影禁止です。

10分の1のサイズで、権現造りの緻密なデザインを再現しています。

この模型は、1910(明治43)年にロンドンで開催された博覧会で
当時の東京市が出展したものでした。

その後、英国王室のコレクションとなり
徳川家康公顕彰400年に模型が凱旋帰国したのだそうです。(長期貸与)

塗料や金箔などは修復され、色鮮やかな模型が見られます。

三代・家光が建立した台徳院霊廟は、
日光東照宮のプロトタイプ(試作)ともいわれています。

この廟を作ったあとに、秀忠の時代に造った”質素"な日光東照宮を
あれだけのものに造り替えているのですから・・・

墓所と霊廟の模型、なかなか見ごたえのある内容でした。


江戸徳川の寺社めぐり おしまい



pc増上寺
http://www.zojoji.or.jp/

【ももよろず日記関連記事】
pencil日光社寺めぐりの旅 (2015.8) こちら
pencil家康公生誕の地めぐり~大樹寺~ (2015.7) こちら

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