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2015年11月

2015年11月21日 (土)

山口から門司の旅2~萩の世界遺産その1~

--2015年9月中旬に行った内容  別ブログからの再掲載となります---

山口から門司の旅 つづきです。

山口市からおよそ1時間弱で萩市に到着
港に隣接する道の駅「萩しーまーと」での昼食後に向かったのは
車でわずか2~3分の

萩反射炉

P1040654s

今年の7月に
世界遺産(明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業)に
登録されたばかりの注目スポット。

反射炉といえば、私の住む静岡県からも
韮山反射炉が世界遺産として登録されました。
幕府の号令のもとに造られた韮山反射炉とは対照的に
この萩反射炉は、長州藩が独自に造営したものです。

ということで・・・(韮山と比べ)小さい、というか・・・
実は、なんと 未完成sign01

 

P1040656s

その高さは10m
実際に稼働した記録はなく、試験炉としての遺構だそうです。

幕末の激動で、戦などに関わった藩の財政事情や
頼りにしていた佐賀藩から指導が受けられなかったことにより
未完成のまま明治を迎えてしまったのです。

P1040659s

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実稼働はしなかったものの、現存する反射炉は韮山とここの2ヶ所。
都市化の影響を受けずに、150年近くひっそりとたたずんでいます。

常駐のボランティアガイドさんが、パンフレットを配ったり
質問に応じたりしてくださいました。

「すぐそこが海なんだ~」と眺めていると
ガイドさんが「あっちに見えるのがもうひとつの世界遺産だよ」と。

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そんなに近いなら行ってみようと、次に向かったのは

恵美須ヶ鼻造船所跡(えびすがはなぞうせんじょあと)

長州藩が西洋式軍艦の
丙辰丸(へいしんまる)と庚申丸(こうしんまる)が建造されたドック跡です

これらは、幕末にアメリカや幕府軍と戦った軍艦として歴史に残っています。

ドックというと長崎などの造船所をイメージするのですが
なんだか様子が違います。

漁港近くに車を停めてそれらしき人のいるところに向かうと・・・

 

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国史跡に指定されたばかりという新しい標識

そして、まさかの 『発掘調査中』でした~happy02

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半年前までは、ここに一般の住宅があり
立ち退き後に調査がはじまりました。
ちょうど訪ねた前日で今期の調査が終了し、次は来春再スタートとのこと。

 

P1040673s

えーーっ、それで世界遺産ってありですか~~?? 

2隻の軍艦には、それぞれロシア、オランダの
造船技術が導入されているため、
異なる外国の技術が共存する珍しい造船所の遺跡として
評価されたそうですが・・・ 

そうか~、どおりで、
今回は富士山(世界遺産登録)の時の「三保の松原」のように
距離が離れているだのいちゃもんをつけられずに
九州の史跡と合わせて韮山反射炉が登録されたわけです。

そして、5年前に長崎の軍艦島(端島)を訪ねた時には
世界遺産登録に向けて、調査活動や保存対策を進めているとお聞きしました。
それとこれが一緒では、ちょっと・・・

それ以上は突っ込みを控えたいと思いますが(苦笑)

 

造船所跡より、
私個人的にはすぐ隣の防波堤のほうが好みなんですけどheart02

 

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軍港としての役割も担うために、地元の天然石で造られた防波堤です。
お城の石垣を見るようで、なんともいえない美しさ。

熊本の三角西港(同年に世界遺産に登録)の雰囲気にも似ています。


(ちょっと生意気な意見ではありますが)
幕末から明治維新への貴重な「産業遺産」としては「あり」だと思いますが
その一方で、「世界遺産」としての意義やあり方を
改めて考えさせられてしまったのでした。

続いて、萩の中心部へ向かいます。




【ももよろず日記関連記事】
pencil熊本の旅~三角西港~(2014.12)
pencil韮山反射炉(2014.7) こちら
pencil長崎の旅~軍艦島・前編~(2010.11) こちら

2015年11月10日 (火)

山口から門司の旅1~山口・瑠璃光寺~

---2015年9月中旬に行った内容  別ブログからの再掲載となります---

11月1日~3日の2泊3日の日程で
山口県内及び関門海峡を挟んで門司への旅

最初に降り立ったのは新幹線の新山口駅。
名古屋から約3時間、たまにしか乗れない「のぞみ」は快適(^^)v

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私は山口県へは二度目になりますが、もう20年以上も前のこと。
当時は、「小郡」駅でしたが、改称されてるんですね~

レンタカーでまず向かったのは、
山口市内随一の観光名所・瑠璃光寺(るりこうじ)

国宝の五重塔が有名な名刹です。

境内は、香山(こうざん)公園として整備されています。

 

P1040606s

室町時代にこの地を治めていた
大内義弘氏が建立した香積寺がはじまりです。
応仁の乱で戦死した兄を弔うために1442年に
大内盛見(もりはる)によって建てられたのがこの五重塔。

その後、(戦乱により大内氏なき後)毛利輝元により萩に寺が移された際
この五重塔は解体される運命になりましたが、地元の人たちの嘆願により
残されることになったそうです。
そして、この地に移ってきた瑠璃光寺が現在まで続いています。

境内に入って最初に目に飛び込んでくるこの景色

 

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青空があればなお美しいはず。

五重塔は、日本三名塔のひとつとも評価されます。
(三名塔・・・法隆寺、醍醐寺、瑠璃光寺 それぞれの五重塔)
建築年としても日本で10番目に古い歴史ある塔です。

高さは31.2m。
決して高くはないのですが 今まで見てきた五重塔とは違うこの雰囲気は・・・

檜皮葺(ひわだぶき)の屋根が醸し出す渋さでしょうか?

それとも屋根と塔本体の均整のとれたスタイルでしょうか?

 

建物の近くに行くと・・・ 五重塔の免震構造である心柱を見ることができます。

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桜や新緑もさぞかし美しいと思います。

 

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ところで、この渋い五重塔を眺めていた母の一言・・・
「『瑠璃光寺』っていうから、
もっとキラキラした派手な五重塔をイメージしてたわ」
wobbly

 

気持ちはわからないでもありませんが・・・(苦笑)
(日光東照宮の五重塔ならそれっぽいかも、です)

ちょっぴりずっこけながら(笑)、本殿へ向かいます。

山号の「保寧山」と書かれた山門をくぐります。

 

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階段を登った先にある本殿

 

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曹洞宗のお寺で、ご本尊は薬師如来。

本殿の周辺には、
なかなか興味深いお地蔵さまや石などがまつられています。

その中でも、みなさんこぞってお詣りしていたのがこちらの
水かけ地蔵

 

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願い事が書かれた柄杓が選べます。

 

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様子をうかがっていると、
「ぼけ封じ」の柄杓は順番待ちでした~(笑)

 

その他にも佛足石(ぶっそくせき)や手水鉢(ちょうずばち)
県下一の大きさのしゃもじなどみどころの多い境内です。

 

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こちらが御朱印

 

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本殿向かって左手の窓口でいただけます。

ところで、瑠璃光寺は五重塔を含め拝観料は不要です。

その代わり(というのもなんですが)、
この資料(3枚セット)100円ですが、とてもよくできていますのでオススメ。

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1枚目の資料は、御朱印と一緒にいただけます。

 

香山公園内には、毛利家の菩提寺・洞春寺や墓所など
まだまだみどころがありますので、またいつかじっくり訪ねたいです。

 

山口を後に、萩へ向かいます。

つづく

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