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2015年7月24日 (金)

家康公生誕の地めぐり1~大樹寺~

徳川家康没後400年ということで

これを機に、生誕の地・岡崎市にある寺社をいくつか訪ねてきました。

家康公葵旅スタンプラリーも兼ねながら、です。

その中でも以前から気になっていたのがこちら。

大樹寺 (だいじゅじ)

徳川家康の先祖である 松平家四代当主の親忠(ちかただ)が創建。

松平家、そして徳川家の菩提寺となっています。

徳川家康の遺言のひとつに
「位牌を(生まれ故郷)三河の大樹寺に立てること」とあります。

そして、家康の大きな転機となる出来事のあったお寺でもあります。

徳川家康と深いつながりのあるお寺なのです。

P1030639s

正式には、成道山松安院 大樹寺  浄土宗のお寺です。 

道路に面して建つ立派な三門は、1641年(寛永18)の建築です。

P1030637s

松平・徳川菩提寺の貫録を感じさせる立派な造りです。

が、私が今回注目ポイントとしたのは反対方向なのです。

通りを挟んで建つ大樹寺小学校の敷地内を見ると・・・

P1030641s

そこには大樹寺の総門があり、その門越しに見えるのが

岡崎城   

P1030634s

見えたっ!(ド近眼の私には直接見えませんが、望遠レンズが Good jobgood

はるか3km先にある、家康の出生地です。

この粋な計らいは、家康の十七回忌にあわせて
三代・家光によって、本堂から岡崎城がのぞめるようにと
本堂、三門、総門を一直線に配置する形に伽藍が整備されたため。

日光東照宮を見てもわかりますが、
どれだけおじいちゃん好きlovelyなんでしょうね・・・家光さん

その後、町をあげて400年近くもこの景観を維持しているのもすごいですね。
(電線が目立たなければ、なお良いのですが・・・)

この眺望を見ることができ、妙な「達成感」を感じながら境内へdenim

境内の手水舎も燈籠も、三つ葉葵尽くしですclub

P1030646s

奥に見える本堂の中へ入ると、正面にはご本尊の阿弥陀如来。

そして、本堂の正面の2本の柱には、難読漢字がそれぞれ四文字書かれています。

厭離穢土 欣求浄土
(おんりえど ごんぐじょうど)

「苦悩(戦乱)の多い穢れた(けがれた)この世を厭い離れ
心から欣んで(よろこんで)平和な極楽浄土を願う」
 という意味です。

これぞ、まさに徳川家康の座右の銘です。


桶狭間の戦いで織田信長に敗れた今川家。
当時の家康(松平元康)は今川軍として参戦し、
命からがら菩提寺である大樹寺にたどりつきましたが、
先祖のお墓の前で、前途を悲観し自害しようとしました。

そんな家康に救いの手を差し伸べたのが住職の登誉上人
住職の説得により、自害を思いとどまった家康は、
この言葉を旗印などにも用い、戦乱のない徳川幕府の幕開けに
生涯尽くすことになるのです。

大樹寺では、この言葉が御朱印帳に記されます。

P_20150724_223902

そして、この先に大樹寺のみどころがまだまだ控えています。

P1030653s

本堂内の受付で料金を払い廊下伝いに上記の建物へ向かいます。
(ここから先は、拝観料大人400円)

等身大の位牌が並ぶ宝物殿(位牌堂)です。
テレビでは見たことがありましたが、やはり実物は感動します。

松平8代(家康は9代目に当たります)と
徳川14代・家茂までの等身大の位牌が並びます。
15代・慶喜の位牌がない理由は・・・現地でお確かめください。

徳川家康は159cm。ほぼ私と同じ身長です。
当時の平均からすると男性でも160cmあれば大きいほうです。
いちばん小さいのは、、犬公方の五代・綱吉が、なんと124cm。
ドラマなどで見て感じる将軍像とは違い、それぞれに思いを巡らせることが
できます。

あわせて、隣の収蔵庫には冷泉為恭(れいせんためちか)作の
障壁画(襖絵)が展示されています。(重要文化財)
こちらも芸術的に素晴らしいものですが、
やはり等身大位牌という他の寺院ではほとんど見られないものに
すっかり心奪われてしまったというのが正直な感想です。

この余韻で、そのまま大樹寺を後にしたのですが、
松平家の墓地や、重要文化財の多宝塔を見てくるのを忘れましたsweat01

また違う季節にリピートしてみたいと思うのでした。

 pencil2017年3月の再訪記事
   「直虎ゆかりの地」めぐり~桶狭間から大樹寺へ~もご覧ください

本堂の前には、この400回忌を記念して建立されたという
家康の石像がありました。
地元では、岡崎石という良質の石が産出されるのだそうです。

P1030654s

もう少し年季が入ると、もっと貫録が出そうですね。


(実際に訪ねた順序は若干異なりますが)
この後は、伊賀八幡宮に向かいます。


pc 大樹寺公式サイト

pc 岡崎観光協会


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