妻沼聖天山 後編
埼玉県熊谷市にある寺院
妻沼聖天山(めぬましょうてんざん) つづきです。
いよいよ国宝の拝殿の間近へ(塀の内側へ入場)
鮮やかな装飾が施されているのは、
一番奥にあるご本尊の歓喜天が祀られている奥殿の側面になります。
こちらは、奥殿と拝殿をつなぐ相の間の側面
べんがらの塗りの花頭窓(かとうまど)は、はじめてお目にかかりました。
寺院らしい落ち着いた雰囲気から
棟続きで極彩色の壁面に一気に変わります。
建物はさほど大きくないのですが、
軒下から壁面、脚部まで余すところなく装飾が施されているので
圧倒されてしまいます。
特に壁面の彫刻は、今にも人や動物たちが飛び出してきそうな立体感。
動植物の他に、七福神が囲碁を打つ風景や
中国故事にちなんださまざまな彫刻が見られます。
あちらこちらに目移りしてしまい、
ピンポイント的に写真に収めるのは難しいですね
ガイドの方が、それぞれの絵の意味を丁寧に説明してくれましたが
点数が多いのと、カメラとの格闘で・・・バタバタでした
これらの彫刻は、地元の名工・林兵庫清正から子の代まで継がれる形で
40数年かかったといわれています。
じっくり外側を見学した後は、拝殿の内部もお詣りしてきました。
残念ながら内部の写真はありませんが・・・
高野山を本山とする天台宗のお寺です。
また、ご本尊は秘仏となっていて直接拝むことはできないそうです。
ここを訪ねる直前まで、このようなお寺があることすら知らなかったのですが
塗り替えられたばかりの鮮やかな社殿が見られたのはラッキーでした。
それにしても、
静岡県からの日帰りバスツアーは、なかなかハードでございました。
静岡からなら、日光などと合わせて宿泊ツアーで行きたいものです。
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