2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

お気に入り

メールリンク

  • 管理者へのメールはこちらから
無料ブログはココログ

« 2015年4月 | トップページ | 2015年6月 »

2015年5月

2015年5月30日 (土)

北海道レトロ建築の旅9~カルビー千歳工場~

北海道レトロ建築の旅 やっと最終章にたどりつきました~sweat01

最終章は、タイトルの「レトロ建築」とは外れてしまうのですが
私の「お出かけのテーマ」のひとつ工場見学です。

北海道といえば、じゃがいも

その名物を使ったスナックの王者crown「ポテトチップス」の最大手

カルビー千歳工場

P1030164s

P1030163s_2

千歳駅から2Kmほどの場所にあります。
レンタカーがあれば行きやすいのですが、今回は駅からタクシーです。

おまけに大きな旅行荷物をロッカーに預けたので、
無料の工場見学なのに、予想外の出費でございます(^_^;)

工場入口の守衛所で手続きをすると、待機場所に案内されます。

P1030156s

小さなプレハブでちょっとびっくりwobbly 今までの工場見学経験でお初。

こんなわけで、大きな荷物は置いておけないので要注意danger
ほとんどの方が、車で来られて、車の中で待機していました。

定刻にガイド担当の方が来て、見学スタートです。
参加者15名ほどで、小さな子供さんから外国の方まで様々でしたよ。

近代的な工場ですので、例にもれず写真撮影はこの先ng

P1030158s

扉を入り階段を上って2階(3階?)の専用通路から
ガラス越しに一連の作業風景を見学します。

千歳工場で作られているのは、ほぼ「ポテト系のスナック」

北海道のおみやげとして大人気の
「じゃがポックル」は、ここで24時間体制で作られているんですね~

写真がないので、ザクッと見学ルートを
(見学用のリーフレットを参考に・・・)

貯蔵庫
膨大な量のじゃがいもが薄暗い貯蔵ルームで待機中。
案内の方の「これでほぼ1日分です」にびっくりしますhappy02

ちなみに使われている品種は、「トヨシロ」「ワセシロ」など
あまり耳慣れない加工用の品種なのだそうです。
千歳工場ではほぼ100%道内産のじゃがいもが使われています。


洗浄・皮むき

貯蔵庫からベルトコンベアで運ばれ、まずは洗浄。
そして、皮がむかれて準備が整います。

選別(ピッキング)
洗浄と皮むきは機械で行われていますが
細かい芽をとったり、大きさの極端なものは、人の手によって
選別されていきます。

そんなわけで、予想していたより工場内には
作業する人がたくさんいます。

スライス
機械でポテトチップスの厚さにスライスされます。
かなりのスピードで目にも留まりませ~んeye

フライ
油の中に投入されて、揚げられていきます。
揚げる時間によって、普通のタイプと堅あげの違いが出るのだそうです。

その後、焦げたものは機械によって瞬く間に取り除かれていきます。


味付け
スパイスの入った回転容器の中でぐるぐる回され味付けされていきます。

工場内のラインには、(日ごとに種類が変わるので)
今どんな味のものを作っているのか壁に表示されていました。


包装
計量されたポテトチップスが袋に詰められ、
さらに箱に梱包されていきます。

ガラス越しに見えていたのは、よく食べているポテチでしたが
奥のラインでは、「じゃがポックル」が作られているようでした。

できれば、そちらも見たかったですcoldsweats02

生産ラインの見学の終盤には
何種類かのポテトチップの試食タイムとなりました。

見学者用のスペース(DVDなどの映像や商品展示があります)に戻り
おみやげをいただいて見学終了となります。

唯一、建物内で撮影可な記念撮影cameraスポットにて

P1030162s

ポテチ袋やじゃがいものぬいぐるみと一緒に記念撮影できますheart02

工場見学お楽しみの「おみやげ」は1人2袋のポテチ(種類はおまかせです)

P_20150423_232236

ちなみに、この工場で作られているポテチは、
基本的に道内にしか流通していません。
全国に10近く工場があるので、各地に最寄の工場から新鮮なポテチが
届くんですね~ まるでビールbeerみたい。

というわけで、正真正銘・北海道産のポテチいただきました。


ところで、工場内には売店はありません。
カルビーのレアなおみやげを買うのは、新千歳空港airplaneということになります。

P1020696s

ショッピング重視という方は
空港内のカルビーショップ(2ヶ所ほどあり空港限定のお菓子やグッズも豊富です)で
時間をとるのがおすすめ。

製造現場をこの目で見られるレアな工場見学を楽しみたい方は千歳工場へ。
(見学は平日のみ 要予約)

工場と空港が比較的近いので、
スケジュールをうまく組み合わせてダブルで楽しめますよ。

pcカルビーの工場見学  こちら



北海道レトロ建築の旅 これにておしまいです。

2015年5月24日 (日)

北海道レトロ建築の旅8~旧道庁と北海道大学~

北海道レトロ建築の旅 つづきです。

札幌駅徒歩圏内に宿泊し
翌朝は、朝食バイキングでお腹いっぱいになったところで
お散歩を兼ねてのレトロ建築めぐりとなりました。

北海道庁旧本庁舎

P1030108s

「赤レンガ」の名で知られる北海道庁の旧庁舎。

森の中にたたずむ洋館は、まるで外国に来た雰囲気。
でも、「あれ?前に来たときとなんだか違う」と感じました。
こんなに小さくなかったのに・・・

もしかして一部解体されちゃったのかしら?と心配したところ
正面ではなく、側面から敷地に入っただけでしたsweat01

碁盤の目のように作られた町なのに、なぜか方向音痴shock

気を取り直して、建物正面からcamera

P1030113s

ここも例にもれず、日本人<外国人観光客 でした。

この建物は、1888(明治21)年に建築され、
開拓時代の北海道のシンボルとして親しまれてきました。
現在は近くに現庁舎があり、「赤レンガ」は重要文化財に指定され
無料の観光スポットとして公開されています。

約250万個の赤レンガが使われているのだそう。
アーチの門や、赤い星も印象的な建物です。

P1030114s

赤い星は、開拓使のシンボルとして使われたマークで
今では、サッポロビールのマークとしても知られていますねbeer

中に入って2階へ上がると
廊下には、開拓時代に関連する絵画が展示され美術館のよう

P1030120s

執務に使われていた部屋が一部残っています。

P1030121s

これだけの立派な建造物なので、
私としては、建築時の写真とか歴史などをじっくり見たかったのですが
どちらかというと北海道に関する資料館のようになっています。

P1030122s

北方領土など抱える問題も大きいので、PR活動も必要なのですね。

終戦直後のサハリン(樺太)で起こった悲劇に関する展示は
あまり広く知られていない事実かもしれません。

P1030126s

記録映像も公開されていて、じっくり見入ってしまいました。


続いて駅をはさんで反対側にあるこちらへ

北海道大学

有名な国立大学ですが、観光スポットとしても有名です。

平日でしたが、若者に紛れ込んで構内見学へおじゃましま~すm(__)m

P1030130s

正門を入ってすぐ、左側にある「エルムの森」

P1030132s

ここで構内マップがいただけます。
記念グッズのショップや休憩スペースもありました。

有名なポプラ並木などは、まだシーズンではないので
今回は広大なキャンパスのほんの一部だけを急ぎ足で散策dash

クラーク博士の銅像

P1030137s_2

明治9(1876)年に設立された札幌農学校が前身となっている北海道大学は
アメリカから開拓使として招へいされたW.S.クラーク氏が
初代教頭となりました。

この像はちょっぴり小さい胸像。
有名な全身像は、郊外の羊が丘展望台にあります。

農学部の校舎

P1030138s

旧帝国大学・・・という感じの風格ですね~
農学校がスタートだけあって、農学部の校舎はシンボル的存在。

その近くでレトロな木造校舎を発見eye

古河講堂

P1030144s

旧財閥・古河財閥の寄付で明治42(1909)年に作られた建物


旧昆虫学及び養蚕学教室

P1030139s

このキャンパスに残る最古の建物で明治34(1901)年の建築。


今回は、レトロ建築のみどころでもある第二農場の建物が改修中だったのと
銀杏やポプラの見頃のシーズンではなかったのが残念despair

博物館など構内にはみどころもたくさんあるので
ベストシーズンに半日くらいかけて、再び訪ねてみたいと思ったのでした。

エルムの森ショップでは、こんなかわいらしいグッズが買えました~(^^)v

150524a

ポプラから作った「黒板消しストラップ」と
かわいい瓶(一輪挿しにもなる)に入った梅酒です。

このほかにもオシャレな雑貨がありましたlovely


そして札幌を後に、この旅最終の観光目的地へ向かいます。

2015年5月12日 (火)

北海道レトロ建築の旅7~白い恋人パーク~

北海道レトロ建築の旅 続きです。

札幌に到着して、向かったのがこちら。

白い恋人パーク

ご存じ北海道の定番みやげ「白い恋人」を製造する
石屋製菓の工場&博物館施設です。

P1030034s

札幌駅からは地下鉄に乗って「宮の沢」駅下車。
駅からは徒歩10分弱です。(駐車場ももちろんあります)

近代的なテーマパークっぽくて、レトロ建築とは無縁に見えますが・・・
実は、ここにもレトロ建築があるのです。

道路に面したこの建物。
あんとるぽー館は、明治44年に建てられた醸造会社の店舗。

P1030101s

札幌市内の別の場所にあったものを移築したそうです。

余談ですが、小樽で見た旧三井銀行小樽支店も石屋製菓の所有です。

このあんとるぽー館にある受付で、600円を払って入館します。
(工場見学としては、ちょっとお高い気もしますが・・・)

特に案内はなく、順路に沿っての見学ですが、
建物内は、宮殿というか美術館のような空間。

P1030040s

通路沿いはチョコレートカップやチョコレートのラベルなど
チョコレートの歴史に関するギャラリーになっています。

P1030042s

P1030044s

これなら入館料600円というのも納得・・・というより仕方ないかなhappy02

必要以上にゴージャス過ぎて、工場見学できるのか不安になりますsweat01

と思ったら、建物が連続していて、そのまま工場へ突入~

トンネルをくぐると

P1030050s

右側のウィンドウ内は、昔のチョコレート工場を模した人形が動いています。

その先に、甘~い香りのただよう「白い恋人」製造ラインです。

このパネルの奥では、機械でホワイトチョコレートを練っています。

P1030052s

そして、ガラス張りの廊下から見えましたeye

P1030055s

右から焼き上がったクッキーが運ばれてきます。
(なんだか、うなぎパイ工場にも似ています)

その先では、中にはさむホワイトチョコを準備しています。

P1030056s

ホワイトチョコの塊・・・あのままかじりたいっlovely

この塊をスライスして、焼き上がったラングドシャークッキーに
サンドしていきます。

おなじみのあの袋に包装されていきます。

P1030060s

甘い匂いが充満しすぎて、お腹がすいてきました。

4階には体験工房があり、オリジナル「白い恋人」作りが
体験できるそうです。まあ、ファミリーとかカップルheart01向けですね。

P1030067s

ということで、オバサンたちはこちらへ直行~dash

チョコレートラウンジ(カフェ)

P1030071s

アンティークな雰囲気のカフェです。

P1030074s

お持ち帰りできないものや、ひとくち食べてみたかった気になるものを。

P1030076s

選びきれずに、あれもこれもになってしまいまして(笑)

カップケーキは、かなりボリュームありますが、チョコが濃くて美味し~いheart02


このカフェは眺望もよく、サッカーチーム・コンサドーレ札幌のグランドがあり、
練習風景が見られることもあるそうですよ。

P1030069s

ちょうど、からくり時計も動いていました。

お腹いっぱいになったところで、ここで見学終了と思ったのですが
ギャラリーはまだまだ続きます。(腹ごなしにはちょうどよいかも)

蓄音器ギャラリー レトロ感充満です。

P1030082s

P1030083s

あの犬(ビクター犬)、わが家にもいますけど~

続いて、昔の子供のおもちゃ箱(おもちゃ展示)

P1030090s

こんなもんじゃありません。すごい数に圧倒されます。

サッカー関連の展示もあります。

P1030092s

そうして、やっとショップにたどりつきました~

P1030094s

定番ものから、地元でしか買えないものなど種類豊富です。

カフェを楽しんだり、展示をひととおり見て2時間ほどでした。
手作りコースに参加すると、もう少し余裕がほしいところです。

P1030097s

あいにくの雨でしたが、お庭には花々が植えられていました。
もう少しすると、薔薇をはじめガーデンもにぎやかになり、
屋内外両方が楽しめますね。

pc白い恋人パーク
http://www.shiroikoibitopark.jp/factorywalk/index.html


2015年5月10日 (日)

北海道レトロ建築の旅6~ニッカウヰスキー余市蒸溜所・後編~

北海道レトロ建築の旅
ニッカウヰスキー余市蒸溜所 つづき です。

ウイスキーづくりの「メインイベント」が行われる蒸溜棟

もろみ(醗酵した原料)を加熱して、アルコールと香りを抽出します。
何度かそれを繰り返してできるのが、ウイスキー原酒です。

P1020938s

ドラマのセットと同じだ~happy01(というかこれが基になっているホンモノですsweat01

ポットスチル(単式蒸溜釜)に巻かれているしめ飾りは、
広島の造り酒屋に生まれた竹鶴氏らしい配慮なのです。

ここでは、1934(昭和9)年に創業して以来
伝統的な石炭直火蒸溜を守り続けているそうです。

(世界的にもこの方法はほとんど行われていないので貴重です)

P1020972s

そのレアな石炭直火蒸溜が見られるのは、春と秋の数ヶ月のみ。

釜の熱が伝わるくらい近い距離から見ることができ、ラッキーでしたscissors

こちらは、ガイドツアーが始まる前のタイミングで見た風景。
石炭の補助燃料として、不要になった樽材も利用するそうです。

P1020934s

建物の入口もオシャレなのです。

P1020940s

原酒は、樽に入れて熟成され、それらはさらにブレンドされて
おいしいお酒となって出荷されていくのです。

敷地の大半を占める貯蔵庫へ向かいます。

P1020981s

このような建物が、全部で26棟あるそうです。
平屋で贅沢なスペース使いは、北海道ならではですね。

P1020976s

ここは見学用なので、中身は空っぽですが、
この樽もウイスキーの風味には重要な役割を占めています。

こちらは、旧事務所  

P1020942s

P1020943s

現在は余市町の文化財になっています。

旧研究所(リタハウス)

P1020945s

内部は見学不可

旧竹鶴邸

P1020955s

エントランスは、奥さんのリタの実家を模した造りで、玄関部分のみ見学可能です。

そして、ガイドツアーは博物館の見学へ。

ウイスキーの製造に関する展示が充実しています。

樽の中では、このように熟成されて色が変化していくのだそうです。

P1020989s

オシャレなバーカウンターwine
ここは有料ですが、レアな銘柄も味わえるそうです。

P1020990s

(無料試飲は、この後別の場所にて・・・)

ドラマのマッサンの印象が強すぎるのですが(笑)
これが、ホンモノの竹鶴政孝さん(留学時の頃)です。

P1030016s

奥様のリタさん(ドラマではエリーでしたが・・・)

P1030015s

日本人より日本人らしい素晴らしい女性でしたね。

お二人の足跡、愛用の品々やリビングの複製などの展示も充実しています。


いよいよ見学を終えて、お楽しみの試飲タイムですwine

P1020997s

見学者の割に、すごい数のグラス・・・そのわけはsign02

でも、普段ウイスキーなんて飲まない私が飲めるかしら??

ド素人的な感想になりますが、
「独特なスモーキーフレーバー」が味わえた気がしますbleah

香りが上品で、奥深さがあるっていうのでしょうか。

というか、昔はウイスキーも少しは飲んだ経験がありますが
製法や原料が違うこともあり、全然別物という感じでした。

が、飲み慣れないとなかなか時間がかかりますsweat01
(香りが良いので、水割りにするにはもったいなくて~)

P1020998s

おつまみは有料になりますが、あった方が飲めます(苦笑)

窓に向かって景色を楽しみながらゆったり飲んでいたのですが・・・

P1030002s

ドヤドヤと急に騒がしくなり振り返ると・・・

P1030003s

なんじゃ、こりゃ~

すごい勢いで外国人団体客が押し寄せてきましたshock

15分前はこんなだったのに・・・ そりゃ、あれだけグラスが必要だわ。

P1020999s

当然、「爆買い」で売店もこんな感じsign02

P1030007s

ドラマのブームもあって、ウイスキーが品不足になっているのだとか。
国籍問わず、人気のニッカウヰスキーなのでした。

ちなみに、「行ってよかった工場見学&社会科見学2014」の
1位にもなっているそうで、遠いけれど必見の北海道観光スポットです。


余市を後に、札幌へ向かいます。

つづく

pcニッカウヰスキー(蒸溜所)
http://www.nikka.com/distilleries/

pcトリップアドバイザー「行ってよかった!工場見学&社会科見学」
http://www.tripadvisor.jp/pages/FactoryTours_2014.html

2015年5月 6日 (水)

北海道レトロ建築の旅5~ニッカウヰスキー余市蒸溜所・前編~

北海道レトロ建築の旅 つづきです。

今回の旅のメインに位置付けていたのがこちら。

ニッカウヰスキー余市蒸溜所

ニッカの創業者・竹鶴政孝の夫婦の物語をドラマ化した
連続テレビ小説「マッサン」も終わったばかりで、
余韻が残るこの時期にというわけです。

小樽からは電車で30分ほどですが、便も少なく1両編成train
(千歳-小樽間は普通の地方都市並みですが・・・)

P1020902s

余市駅前には、記念モニュメントが飾られています。

P1020905s

そして、余市はジャパニーズウイスキーのふるさとでもあると同時に
スキーのジャンプ競技の名選手たちのふるさとでもあるのです。

P1030022s

長野オリンピックの感動をよみがえらせながら・・・denim

駅からも見えるのですが、徒歩1~2分で正門に到着します。

P1020907s

このゲートの中に見学受付があります。
自由見学もできますが、70分ほどのガイド付コースがおすすめ。

あらかじめ予約はしていたのですが、
ちょうど良い電車がなくて・・・事情をお話してガイド時間変更です。

午前9時オープンですが、30分ほど早く到着しても
一部のエリアには入ることができました。

お約束の撮影スポットcamera
ドラマを見ていた方は記憶にあるかと思いますが
この場所で、「マッサン」のロケが行われました。

P1020913s

麦芽を乾燥させるキルン棟です。

まだオープン時間ではないので、この先には進めませんが・・・

P1020921s

散策可能な場所をうろうろしていると、こんな光景を発見eye

石炭の積み下ろし作業中です。

P1020927s

日常、石炭を目にすることはほとんどありませんが、
ここでも石炭を使う風景は、1年のうちのわずかな期間だけだそうです。
(詳しくはのちほど・・・)

午前9時を過ぎると団体がドッと押し寄せてきました。
右が見学者の待合室です。

P1020925s

ガイド時間までには、まだ余裕があるので、
敷地内の一部をぐるりと歩いてみましたが、広いっ。

東京ドーム4個分という広さの敷地は、工場というより農場みたいhorse

P1020947s

石造りの重厚な建物に可愛らしい赤い屋根がアクセント。
日本にいることを忘れさせるような空間です。

P1020950s

これだけの広大な工場なのに、勤務する方は20~30名なのだそうです。
(警備員さんやガイドさんの方が多いくらいかも・・・)


そして、いよいよ見学がスタート。
平日朝の早い時間帯だったので、個人客中心に15名くらいのグループでした。

まず、正門を入った時に見た可愛らしい建物「キルン棟」へ。

原料の大麦を乾燥させる施設です。

発芽させた大麦を乾燥させる際には
ピートという泥炭(草などが炭化したもの)を焚いて香りづけをします。

持ってみると案外軽いものでした。

P1020924s

P1020923s

この部屋、まさにスモーキーフレーバー充満中pig
ウイスキー工場にやってきたという感動が味わえます。

隣の建物では、香りづけされた麦芽を温水に混ぜて糖化させます。
(内部は見学できません)


P1020962s

ここでできるのが、麦汁。

さらに隣の棟には、酵母を加えて発酵させるタンクが並んでいます。

P1020964s

ん?これって・・・ビールとよ~く似ていますねbeer

が、この後蒸溜するので、実際には液体としてはグッと減ってしまいます。

そしていよいよウイスキー造りのメインイベントshine蒸溜釜へ向かいます。

つづく

北海道レトロ建築の旅4~小樽レトロコレクション~

北海道レトロ建築の旅 続きです。

小樽はかつて国際貿易港を有し
さらに北海道では最初に鉄道が敷設されたこともあり
明治から大正時代には、北海道で最も栄えていました。

そんな小樽には、今でいう都市銀行が20行近くもあり
莫大なお金が動く界隈は北のウォール街dollarとまで称されました。

現在では、経済の中心は札幌に
海運の中心は苫小牧などに移り、さびしい気もしますが
小樽の街に当時の建物が残っています。

そんなレトロ建築をめぐってみました。

旧北海道銀行本店 (明治45年)

P1020841s

ワインカフェ&レストランとして使われています。

旧北海道拓殖銀行小樽支店(大正12年)

P1020812s

ホテルとして使われています。

旧三菱銀行小樽支店(大正11年)

P1020843s

別記事でも触れていますが、洋菓子店「あまとう」が入っています。

旧三井物産小樽支店(昭和12年)

P1020839s

しかし、これだけ建物があると写真を撮っても
帰ってきたらわけがわからなくなります。

というわけで、こんな看板も一緒に撮っておくと完璧scissors

P1020838s

旧安田銀行小樽支店(昭和5年)

P1020857s

旧三井銀行小樽支店(昭和2年)

P1020844s

平成14年まで三井住友銀行の支店として使われていました。

ほとんどの店舗は外観見学のみということになりますが、
こちらは内部もじっくり博物館施設して無料で見学できます。

日本銀行旧小樽支店(明治45年)

P1020837s

P1020817s

P1020832s

子供さんも喜ぶ「お金にまつわる楽しい展示」もあります。

P1020824s

切り刻んだ1億円分のお札ですhappy02

奥には金庫が見え、中にも入ることができますよ。

ちなみにこの建物は、東京駅を手がけた辰野金吾氏の設計。
当時の工事に関する展示などもあり、建築好きにもたまりませんheart04


このあたりが北のウォール街といわれるエリアですが、
さらにショップが並ぶ観光の中心エリア・堺町にも魅力的な建物が。

旧百十三銀行小樽支店(明治41年)

P1020868s

旧岩永時計店(明治29年)

P1020872s_2

レトロな建物は店舗として活躍しているところもたくさんありました。

このような市が指定した歴史的な建物は、店舗、倉庫、住宅など含め
現在70以上あるそうです。

機会があれば、次は郊外にも足を運んで
華麗なる小樽の歴史を彩った豪邸も見学してみたいと思ったのでした。

pc小樽市指定歴史的建造物
http://www.city.otaru.lg.jp/simin/gakushu_sports/kenzo/


翌日は、いよいよあのドラマの舞台へ。

【ももよろず日記関連記事】
pencil北海道おいしい旅2~小樽散策~ こちら
pencil北海道おいしい旅3~小樽みやげ~ こちら

2015年5月 4日 (月)

北海道レトロ建築の旅3~小樽運河~

4月中旬に訪ねた北海道レトロ建築の旅 続きです。

旧日本郵船小樽支店見学の後、北運河へ向かいました。

途中の公園では、噴水はまだ雪よけのビニールを巻かれています。

P1020728s

冬の名残の残る小樽ですが、(この日の日中の気温は8度くらい)
少年たちは半そでなのでした。

小樽運河といえば、お約束の撮影スポットcamera

P1020804s

ガス燈のあるオシャレな運河は、小樽のシンボルです。

現地のボランティアガイドさんに教えていただいたのは、
これは往時の「半分の姿」になった運河だということ。

戦後、海運事情の変化で利用が激減した小樽運河は、
昭和40年代頃にはヘドロで埋まり
埋め立てて道路を拡張することが決定していたのです。
しかし、地元の人たちの熱心な保存運動によって
半分を埋め立てるという折衷案に落ち着いたそうです。


そんな中で、往時を忍ぶことのできる幅がこの北運河

P1020782s

埠頭から運河沿いの倉庫に荷物を運ぶ艀(はしけ)船が行き来していました。

今では、モーターボートのすぐ隣にイカ釣り漁船という
なんともバラエティ豊かな係留地帯。

P1020785s

観光シーズンになると観光船も発着します。

このあたりの遊歩道は観光客はほとんどなく
地元の方のお散歩コースという風情で、ゆったりとしています。

南下していくと、ここでぐっと川幅が狭くなります。

P1020789s

左に見えるレトロな雰囲気の漂う倉庫は
「仮面ライダー」でショッカーの基地として使われたのだとか。

よく見ると、いろいろな階段があって芸術性すら感じます。

P1020792s

遊歩道の壁には、小樽の歴史や詩などが刻まれています。

P1020797s

やっと、「お約束の風景」に到着denim

P1020799s

北運河からぶらぶらと歩いて、約20分の道のりでした。

20年ぶりに訪れた小樽運河ですが、「雪のない」運河はお初。
あの頃は、寒さも忘れて雪に埋もれながら歩いたのを思い出します。

倉庫の中をよ~く見ると・・・

P1020803s

歴史的遺産を守るためには、商業との両立も不可欠なのですね。

記念撮影でにぎわう浅草橋では
カメラをお願いしたボランティアガイドさんがとても熱心な方で、
分厚い資料持参で、運河や小樽の町の歴史について
詳しく説明してくださいました。

私もついつい話に食いついて、たくさん質問してしまいましたが・・・

予備知識を詰め込んで、「北のウォール街」のレトロ建築めぐりへ。

つづく

2015年5月 2日 (土)

北海道レトロ建築の旅2~旧日本郵船小樽支店~

2015年4月19日からの北海道の旅の記録です。

小樽は、まさに20年ぶり。
当時はスキーのついでに立ち寄った小樽。
運河のそばを雪に埋もれながら歩いて、北一硝子やカフェに
立ち寄るくらいでしたが・・・

あれから20年、レトロ建築に目覚めてしまった私にとって
小樽で一番見たい建物がこちらでした。

旧 日本郵船小樽支店

P1020729s

観光客が集まる中心地からは少し離れた北運河近くです。
水族館行きのバスで10分弱の「錦町」で下車。

東京や横浜にありそうな建物ですが、
小樽にこんな大規模なレトロ建築というのにまず驚きます。

現在も国内トップの海運会社の旧社屋です。

1906(明治33)年に建築された建物は、
重要文化財に指定されています。

P1020732s

ヨーロッパの町にありそうな総石造りの重厚な建物です。

入館料は大人300円。
今年3月末に修復を終えて、内部の公開が再開されたばかりです。

P1020737s

ボランティアガイドさんが建物内を丁寧に説明してくださいました。
(予約不要で、滞在可能時間を告げるとそれに合わせてくれます)

内部は、シックな木造という感じがしますが、
石造りの装飾として木が使われているのだとか・・・

照明も当時を再現するためにわざわざ取り寄せているそうです。

P1020734s

天井は、城郭で格式の高い部屋に使われる
「格天井(ごうてんじょう)」を模したような印象です。

洋風の中にも和の美を採り入れた感じを受けます。

それにしても、当時としては贅沢尽くしの建物ですが、
日本郵船といえば、三菱財閥の中枢となった海運会社です。

以前、三菱を興した岩崎邸(東京)を見学しましたが
あれを見ると、この造りと財力にも納得してしまいます。

金庫室

P1020743s

海運会社ですので、重要となるものは「書類」
それらは両脇の棚に保管されていたわけですが・・・

ならば正面の扉は・・・

お金を入れる金庫ではなくて、なんと「脱出扉」happy02

あの中途半端な高さは、雪国ならではsnowなのです。

2階へ通じる階段も豪華

P1020754s

ただ、職員用は別にあり、この階段は賓客用で
年に数回しか使われなかったそうです。

貴賓室

P1020757s

床は寄木造り、天井は漆喰、豪華なシャンデリア
そして、壁紙は金唐革紙(岩崎邸と同じ技法です)といった豪華絢爛さ。

奥の壁の色が違うのは、当時の金の輝きを復元したものです。
(経年で、かなり黒ずんでしまいましたがそれも趣があります)

この奥は、広い会議室になっています。

P1020762s

この部屋は、日露戦争で日本が勝利した後
樺太(サハリン)の国境策定会議が開催された歴史的空間。

隣の部屋(当時の食堂)には
樺太に関する資料も展示されています。

P1020769s

日本が、陸地に国境を持った時代の証です。

この建物の設計は、佐立七次郎氏

P1020771s

現存する建物が少ないためあまり知られていませんが
工部大学校(現在の東大工学部)の一期生で、
同期には、東京駅を設計した辰野金吾、
迎賓館を設計した片山東熊などがいます。

職人は、地元小樽の人たちで、
当時、国際貿易港を構えたこの地には、腕利きの職人が
たくさん集まっていたのだそうです。


豪華な建物を見た後に、ちょっとびっくりだったのがこちら。

宿直室や休憩所、トイレなどが入る建物(瓦屋根の平屋の建物)

P1020774s

支店の建物とのギャップが大きすぎませんか?

当初30分の予定でお願いした案内でしたが
夢中になってしまい、1時間ちょっととなってしまいました。

お付き合いいただいた女性のガイドさんありがとうございました。

たっぷり見学を楽しんだ後は、北運河へ向かいます。

つづく

【ももよろず日記関連記事】

pencil東京・明治レトロ~旧岩崎邸庭園~(2012.1) こちら
pencil横浜レトロ建築~馬車道周辺~(2014.11) こちら

« 2015年4月 | トップページ | 2015年6月 »