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2015年4月

2015年4月26日 (日)

北海道レトロ建築の旅1~小樽駅~

2泊3日の行程で出かけた北海道の旅。

4月の半ば過ぎ、まだ桜には少し早い季節で
観光シーズンとしてはオフシーズンの様相ですが
目的は、自然よりも建築と工場。

小樽・余市・札幌をめぐった旅の記録です。

新千歳空港でさんざん食べ歩き&買い出しをした後
快速エアポートで小樽へ向かいました。

今回はレンタカーを使うことなく道内は列車で移動。
千歳~小樽の間は快速で1時間。
広い道内にしてはアクセスもよく、列車の便も多いです。

静岡はすっかり桜も散っているというのに、
北海道はまだまだ冬景色。

P1020706s

おまけに空の色が危うい・・・wobbly

小樽駅に到着

小樽は、1880(明治13)年と、国内でもかなり早い時期に
鉄道が開通した町で
昭和9年に建てられた「三代目」の駅舎は有形文化財。

P1020712s

どこかで見たような建物ですが、上野駅を模しているのだそうです。

内部は、近年改装されたそうで、
構内には小樽らしいランプが装飾されています。

P1020719s

P1020716s

天井は東京駅っぽい?

P1020718s

ランプのある駅舎も素晴らしいのですが、
ここには、もうひとつ隠れた名所が・・・

昭和を駆け抜けたヒーロー 石原裕次郎さんが4番線ホームに

P1020899s

ある年代以上の方は大喜びなスポットですが
例にもれず、一緒に行った母はハイテンションになっておりましたlovely

観光の中心になる運河へは、徒歩でも10分ほどですが
今回の旅では、どうしても訪ねたい場所があり、バスに乗車。

10分弱でバスを降りると・・・

P1020723s

なんともノスタルジックな廃線跡
1985(昭和60)年に廃線となった手宮線です。
建物の雰囲気といい、ここにもかなり昭和な匂いがプンプンですpig

そして、青空も見え始めていたのですsun

私の目指す最大の目的地に到着~

P1020729s

旧 日本郵船小樽支店

重厚な石造りの建物。
これがお役所でも邸宅でもなく、企業の建物というのにも驚きます。

つづく

2015年4月25日 (土)

春の京都世界遺産めぐり5~東寺・その3~

春の京都世界遺産めぐり つづきです。
(2015年3月30日に訪れました)

東寺を訪ねた時に特別公開されていた
境内西側にある小子房(しょうしぼう)です。

P1020552s

写真は、建物へ向かう扉となる勅使門

ここは、南北朝時代に御所として使われた歴史もありますが
現在の建物は、1934(昭和9)年に総檜造りで再建されたものです。

宮中行事のひとつとして新年に執り行われる
後七日修法(ごしちにちみほ)の際には、
この建物は、天皇の勅使を迎える場として使われています。

P1020535s


多くの観光客がいる講堂・金堂からさほど遠くはないのに
まったく別空間のような趣を感じます。

また他の建物に比べ歴史は浅いのですが
その建築様式から重厚感も感じられます。


6つの部屋(牡丹、瓜、枇杷、鷲、雛鶏、勅使)があり
そのぞれ襖(ふすま)には、
部屋の役割や格式に合わせて、
画家・堂本印象により動物や草花が描かれています。


特に金箔もあしらった勅使の間は
お城の御殿のような豪華な雰囲気でした。


残念ながら内部は撮影禁止でしたので
建物内から見た外の風景を。

P1020543s右に見えるの

建物東側から見えるのがが勅使門

建物西側に回ると池の向こうには、国宝の蓮華門も見えます。

P1020540s


枝垂れ桜は咲はじめでしたが、庭園もみごたえがあるものでした。

P1020538s

向かいの建物は、東寺本坊(寺務所)

普段は非公開でなかなかみられない建物だそうで
とても良いタイミングで見られてよかったです。



そして、北大門を抜けると
素屋根に囲まれた工事現場を発見
danger

P1020556s


塔頭・観智院
宮本武蔵の鷲の襖絵が有名な建物です。

以前、特別公開期間に訪ねたことがありますが
来年の3月まで修復工事だそうで、再公開が楽しみです。

帰りがけにもう一度、見事な枝垂れ桜と五重塔のコラボを目に焼き付け
東寺を後にしました。

P1020560s

世界遺産に指定されるだけに、
歴史的価値の高い素晴らしい美術品、建造物の「宝庫」でもある東寺。

しかし、残念なことにここを訪ねた後、心無い人のいたずらで
これらの建物に油のような液体がかけられたというニュースが報道されました。

長い歴史の中で、守り継がれてきた文化財に対する冒涜に怒りを感じます。

守り続けた先人たちに感謝しながら
ぜひ多くの方々に足を運んでいただきたいお寺です。

2015年4月18日 (土)

春の京都世界遺産めぐり4~東寺・その2~

春の京都世界遺産めぐり つづきです。
(2015年3月30日に訪れました)
東寺(教王護国寺)の金堂と講堂拝観の後
こちらで御朱印をいただきました。

食堂(じきどう)

P1020555s

P_20150405_130652

東寺は、弘法大師に縁のあるお寺なので
昨年購入した高野山の檜の御朱印帳に書いていただきました。
通常は、五重塔、金堂、講堂、食堂で一通りの見学を終えてしまうのですが
今回は宝物館が公開されていましたので、そちらを見学。


宝物館

P1020528s


国宝や重要文化財だけでも2万点以上という資料を保管する東寺では

今年開館50周年を迎える宝物館で、テーマを替えながら
春と秋の各2ヶ月ずつ展示替えをして公開が行われています。
今春のテーマは、
「東寺名宝展」~国宝両界曼荼羅図と祈りのマンダラー~
(2015.5.25まで)

P_20150418_002409

鮮やかな色彩の残る平安時代に描かれた曼荼羅は必見。
その他にも貴重な資料が展示されています。

今回の拝観料は、宝物館・小子房あわせて1000円でしたが
かなり価値のある展示内容だったと思います。

宝物館を出た後は、境内の西側のエリアへ向かいます。


大師堂(国宝)

P1020530s

P1020532s

大師堂は、
弘法大師の住居であった建物で、
現在は弘法大師像と不動明王が祀られています。

東寺は、823年に嵯峨天皇から弘法大師空海に託され

現在、真言宗の総本山としての歴史が続いています。

毘沙門堂

P1020533s

吊るされた燈籠が、高野山奥の院をほうふつとさせます。


そして、このあたりは築地塀や建物の様式には
御所のような雰囲気をちょっぴり感じます。

P1020534s


そして、最後の見学地

P1020552s

この門からは入れませんが・・・菊の御紋がきらびやかなこの奥

小子房へ向かいます。



【ももよろず日記関連記事】
pencil高野山・熊野三山めぐりの旅2~高野山・前編~(2014.6) こちら

2015年4月13日 (月)

春の京都世界遺産めぐり3~東寺・その1~

春の京都世界遺産めぐり 続きです。

宇治の平等院を後に、京都駅へいったん戻り
栄養補給riceballして、東寺へ徒歩で向かいます。

京都駅の南に位置する東寺は、
微妙なsign02徒歩圏内denim(15分ほど)にあります。
(バスもありますが、あまり本数も多くないようです)

東寺(教王護国寺)

いわゆる国立の寺院として建立されました。
かつては、平安京の朱雀門を中心に「東寺」「西寺」がありましたが
現在残るのは、この東寺のみ。

なんといっても五重塔が特徴的。
新幹線からも眺められるこの五重塔は、
国内の木造建築物の中で一番高い(55m)ものなのです。

P1020487s

ちょうど、しだれ桜が見ごろを迎えていました。

庭園内は拝観料が必要ですが、この景色は外からも眺められます。

今回は、じっくり見る目的ですので、拝観受付を通り庭園内へ。

P1020490s

間近で見るしだれ桜も圧巻です。
このシーズンに何度か訪れていますが、今回はお天気、桜ともに完璧good

こちらの桜は、まだまだ咲きはじめたばかりですが、
五重塔を彩るにはちょうどよい咲き具合です。

P1020497s

P1020510s

P1020508s

東寺は、駅から近い恵まれた立地なのですが
京都を訪れる観光客は、大半が駅から北の寺院が集中するエリアへ
向かいますので、世界遺産でありながら、かなり穴場的なスポットです。

バスで観光客がどっと押し寄せるような混雑もなかったので、
ゆったり散策を楽しめました。

P1020521s

五重塔内部は、通常非公開ですが
今春は、4月29日~5月25日に公開されるそうです。

庭園散策を楽しんで、入口のお休み処でまた栄養補給して(笑)

P1020527s

大好きな仏像&建物めぐりに向かいます。

金堂(国宝)

P1020522s

本堂の役割を持つこの重厚な建物は国宝にも指定され
内部には、薬師三尊像(薬師如来、日光菩薩、月光菩薩)があります。

講堂(重要文化財)

P1020526s

建物は金堂に比べシンプルなものですが、
こちらは内部の仏像がすごいのです。

大日如来を中心に全部で21体の仏像が並ぶ様子は圧巻。
これは弘法大師の密教の教えを表現する「立体曼荼羅」と呼ばれています。

曼荼羅というのは平面絵画で残るものがほとんどですが
この大きさで「立体」というのは、かなり見ごたえがあります。

そして、私個人的には、
中心にいる穏やかなお顔をした大日如来の大ファンなのですheart02

庭園でも清々しい気持ちになりましたが
さらに大日如来をはじめとする仏像たちにすっかり癒されました。

広大な境内めぐりはまだまだ続きます。


pc東寺
http://www.toji.or.jp/

2015年4月12日 (日)

春の京都世界遺産めぐり2~平等院・後編~

春の京都世界遺産めぐり つづきです。
(2015年3月30日に訪れました)

平等院の背面となる境内西側には塔頭寺院があります。

鳳凰堂だけ見て帰る方も多いようですが(私も、でした)
今回は、じっくり時間をかけて境内を巡ります。

平等院は宗派を持たない単立寺院ですが
現在は、境内に隣接する2つのお寺が管理しているそうです。

それぞれの寺院で御朱印をいただきました。

浄土院の御朱印

P_20150405_130519

 

最勝院の御朱印

P_20150405_130532

いずれもその場で御朱印帳に書いていただけました。

 京都の寺社は書き置きが多いと聞きますが、混雑状況にもよるようですね。
 


京都の桜の見頃には一足早い日でしたが
ここは、満開のしだれ桜をはじめ春の花々が楽しめました。

P1020450s

 

P1020448s

今回の旅でのお気に入りの1枚↓

P1020462s

正面からよりも「平安絵巻的」な雰囲気が感じられましたよ。

藤棚はこれからの見頃に備え
職人さんたちが、枝を確認したり作業に追われていました。

P1020470s


1時間半の待ち時間を過ごし、いよいよ鳳凰堂内部へdenim

約50人ほどが、係員(案内役)と一緒にこの橋を渡り
靴を脱いで鳳凰堂内部に上がります。

P1020473s

堂内に15分ほど滞在し、説明を受けます。
(内部は撮影禁止でした)

ご本尊の阿弥陀如来坐像は高さが2.7mほど。
温和な阿弥陀さまの表情は、実は池の対岸から見られるのです。

P1020475s

お顔が見えるように作られている格子

そして、鳳凰堂一番の特徴は
建物の壁面に雲中供養菩薩像が52体装飾されていること。
これは、内部拝観しないと見られません。

このうち半分が国宝指定された現存するもの。
残り半分が、ミュージアムに展示されているものとなります。

ミュージアムの展示でも、ホンモノの雲中供養菩薩像を間近で見らますが
やはり、本来あるべき場所で見ることは感動もひとしおでした。

(外観と同様に)内部も復元されているのかと思っていましたが
扉や壁の絵以外は、ほとんど復元しないまま維持されています。
柱の装飾はほとんどが剥がれ落ちていますが
この空間だけは、1000年近くの歴史の流れを感じることができます。

柱にあった装飾の跡を見て思い出したのが、
奥州藤原氏が建立した中尊寺金色堂と毛越寺でした。

金色堂に見る螺鈿細工を施した柱や壁面
そして、極楽浄土をあらわした庭園を有する毛越寺、無量光院跡など
平等院の影響を少なからず受けているのだそうです。

「10円玉の風景」しか印象のなかった中学校の修学旅行から
年を重ねて、感動するポイントも随分変化したものです。


平等院を後に、東寺へ向かいます。

つづく

2015年4月 5日 (日)

春の京都世界遺産めぐり1 ~平等院・前編~

今年の春は、桜を求めて京都へ。

埋もてしまいそうな桜の名所もありますが
建造物好きな私としては、建物を彩る桜cherryblossomが好みです。

そんなわけで、平日とはいえ混雑を覚悟の上
著名な建造物、それも世界遺産を目指すことに。

まず向かったのは宇治 平等院

1052年に藤原頼通(藤原道長の子)により建立された寺院。
末法思想の年、極楽往生を願う浄土信仰が
貴族や僧侶の間に広がり、建てられたのが鳳凰堂です。

JR宇治駅から徒歩で10分ほどかかるのですが
運動不足の私にはちょうど良い距離です。

受付でチケットを購入(庭園及びミュージアムで大人600円)すると
「鳳凰堂の内部へは別料金(300円)になります」という案内があります。

境内に入るやいなや、内部拝観用のチケット売り場へ急ぎますdash
チケット売り場は空いていたのですが、
午前10時過ぎの時点で、一番早い予約がなんと「1時間半後」との案内でした。

P_20150405_130427

休日は、もっと待ち時間が長くなるかも・・・
(最高は4時間ほどあったそうです)

庭園や宝物館(鳳翔館)などをゆっくり巡っていれば
1時間ちょっとならばなんとか待てそうな時間です。

まずはぐるりと池のまわりへ。

お花見日和の素晴らしいお天気でしたsun

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鳳凰堂は、昨年春に復原されたばかりです。
建立当時(1052年)の色を再現したというのがポイントで
柱や梁に使われているのは、赤茶色の 丹土(につち) という
顔料だそうです。

ここで10円玉と見比べる人もちらほら(笑)

前回訪ねた時は、あまりにも朽ち果てていてがっかりしましたが

Img_4827s

(2008.3.30撮影) まったく同じ日に訪ねていました

生まれ変わった建物は鮮やかな中にも落ち着きがありました。

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ほぼ同じ位置からの撮影?

きれいになりすぎてがっかりのパターンもありますが
私個人的には、がっかりしない「ギリギリ」の復元かと思います。

姫路城もそうですが、修復したらそれはそれで
「きれいすぎる」「歴史が感じられない」・・・とはないものねだりです(苦笑)

でも、これはピカピカshine過ぎかも~coldsweats01

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池の南側にまわると、咲きはじめの桜に出会いました。

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続いて、順路に沿って鳳翔館(ミュージアム)へ

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(内部は撮影禁止)

外観は洋風でクールながらも、内部は薄暗く重厚感がたっぷり。

屋根の上に取り付けられていた初代の鳳凰や
鳳凰堂内部の雲中菩薩の一部など、
1000年以上の歴史を重ねてきた国宝の数々は圧巻です。

こちらはミュージアムに隣接する旧南門

P1020458s

ここでは間近に丹土の色が感じられます

時間はまだまだたっぷりありますので、
平等院内の塔頭へ向かいます。

つづく

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