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2013年11月

2013年11月29日 (金)

滋賀の秋旅4~多賀大社と御祭神めぐり~

滋賀の秋旅つづきです。

お伊勢さんの親神さま
 多賀大社と御祭神めぐり
  という冊子をもって

多賀大社から次へ向かいます。

向かったのは彦根市内の高宮神社

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住宅街の中にあるのですが、参道も長く、拝殿も風格があります。

P1070726s

この神社は天照大御神さまの孫である
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)さまを祀った神社。
子孫繁栄の神さまです。

常時、人がいるような窓口はなく、
記念のお守りはいただけないと思ったのですが
帰りがけにタイミングよく神社の関係者の方にお会いできました。

 担当者不在の神社に関しては
 スタンプを押していけば、観光案内所で各神社の
 肌守りがいただけるそうです。


ここは、かつての中山道の高宮宿。
神社の前の道路沿いは、このような風情ある建物が並んでいました。

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続いて向かったのは、彦根市の中心部にある千代神社

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彦根城からもほど近い場所です。

(天照大御神さまが天ノ岩戸にお隠れの際)
日本で初めて舞をされた天宇受売命(あめのうずめのみこと)を祀った
芸能・芸事の神さま

俳優さんたちも訪れる神社なのだそうです。

パンフレットには「ツアーご参加の方に本殿特別公開」と
書いてあったのですが、その『ツアー』の意味が不明wobbly
(2~3名の個人でもツアーというのかどうか・・・)
それでもオバサンは遠慮せずにお願いしてみました(苦笑)

予約なしで訪ねたので、少し待ちましたが
囲いの奥にある(通常非公開の)本殿近くまで入れていただきました。

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この塀の奥に本殿があります。

本殿は、三間社流造という珍しいつくりで、
朱色をベースにした中に装飾が施されていて
国の重要文化財に指定されています。
(小さいけれど、歴史的に見る価値十分です)

そして、次は佐和山城付近へ。
(これは御祭神とは関連がないので、後日別記事にて)

最終目的地は、彦根城となりました。

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パンフレットには彦根神社(彦根城)と書いてあるのですが
周辺の人に聞いても
「彦根城の中に神社はないけど・・・」という答え。

彦根城のチケット売り場で聞くと
売り場の方すら「知らないですねぇ」という始末。

窓口隣の観光協会の窓口で聞いてくれというので訪ねると
そこが「彦根神社の窓口」なのでした(わかりにくすぎshock

天照大御神さまの子で、
彦根の地を開いた活津彦根命(いくつひこねのみこと)さまを
お祀りしていた彦根神社は、
彦根城が築かれる際に、城下の別の場所に遷されました。

今回の御祭神めぐりでは、かつてこの地にあったという
歴史を紹介するという意味で、実際には訪ねられないのです。
(あ~ややこしいかったぞbearing

無事、この窓口にて肌守りをいただき一件落着sign02

P1000179

やれやれ、と安堵したすぐ傍から
「ひこにゃんのお出ましで~す」という声が聞こえ
博物館内でゆるゆるするひこにゃんに会ってきました。

P1070773

元祖・ゆるキャラの貫禄はさすがgood  かなり癒されましたlovely

御祭神めぐりはあと2か所残っていますが、今回は時間切れ。

残る神社は、旅の神・坂田明神宮(米原市)と
勝運・財物の神・太郎坊宮(東近江市)

ご利益としても、かなり気になる2ヶ所です。

御祭神めぐりは、平成26年3月31日まで。また行けるかな~?


pcイベント詳細(彦根観光協会)
http://www.hikoneshi.com/jp/campaign/gosaijin/

2013年11月24日 (日)

滋賀の秋旅3~多賀大社~

滋賀の秋旅つづきです。

2日目は、相変わらずのはっきりしない空模様の中
県内の神社めぐりへ。

ホテルの宿泊プランで申し込んだのがこちら。

多賀大社とゆかりの御祭神めぐり

P1000177

伊勢神宮の20年に一度の遷宮の年にちなんで
お伊勢さんの親神さまを祀る多賀大社と、
その周辺のゆかりある神社をめぐるというもの。

専用の案内冊子でのスタンプラリーです。
各々の神社では記念の品もいただけるのです。
(冊子は観光案内所でも500円で購入できます)

というわけでやっぱりスタートは、多賀大社から

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お伊勢参らばお多賀へ参れ
 お伊勢お多賀の子でござる
  お伊勢七度 熊野に三度 お多賀さまへは月参り


こんな歌があるように
地元の人々が足しげく通う神社の風情があります。
境内の周辺にも歴史を感じる建物が多く残っています。

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多賀大社は、
(内宮=皇大神宮の)御祭神天照大神の親神さまである
父・伊邪那岐命-いざなぎのみこと-
母・伊邪那美命-いざなみのみこと-をお祀りしています。

紅葉には、あと少しという感じでしたが、
拝殿周辺には見事な菊が飾られていました。

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多賀大社では、絵馬の代わりに杓子(しゃくし)に願い事が。

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お多賀杓子といわれる縁起物は
「おたまじゃくし」の語源となったともいわれています。

スタンプを押した後、御祭神めぐりの記念品としていただきました。

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 チラシの説明文では、6ヶ所巡らないと「お多賀杓子」はいただけないと
 とらえてしまいそうでしたwobbly(ホテルで問い合わせた時も、そう言われましたので)
 私の理解力が足りないのかもしれませんけど・・・何はともあれ最初にいただけてよかったです。
 
 



お詣りのあとは
大社の前にある元祖 莚寿堂にて名物の糸切り餅をいただきました。

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長寿を願って包丁で切らずに三味線の糸で切るところから
この名前がついたそうです。

カラフルな線の入った小さなお餅には、こし餡が入っています。
店内で食べられるものは2個で100円とリーズナブル。
お茶も無料でいただけます。

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ちょっぴり塩が効いていて、こしあんも美味でした。
午前中から「赤福級」のお餅はちょっとキツイのですが、これならオッケー。

おみやげ用もありますが、日持ちがしないのが難点。

気になった冬限定のメニュー。天ぷらってどうなんでしょうね?

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(平日だったので食べることができませんでしたsad


多賀大社から御祭神めぐりは続きます。

2013年11月20日 (水)

滋賀の秋旅2~佐川美術館~

滋賀の旅 続きです。

今回の旅の計画で、友人と「行きたい場所」として
真っ先に上がったのがここでした。

佐川美術館

ガイドブックやツアーで見かけることは少ないのですが、
訪れた人の口コミ評判がよく、気になっていました。

滋賀県守山市の琵琶湖のほとりにある郊外美術館で
佐川急便の創立40周年を記念して建てられた美術館です。

今年4月に訪れた同じく滋賀県内のMIHOミュージアムもそうですが
郊外美術館の素晴らしいところは、建物と環境そのものが作品。

この佐川美術館も建物とその空間が素晴らしいのです。

雨だというのに、建物の外観にテンションが上がってしまい
傘をさしたまま、カメラを持ってあっちへこっちへ(笑)

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切妻屋根が、和の美を醸し出しています。
しかし、床や建物の壁はモダンな洋風イメージ。

そして、建物が水庭に浮かんだように見えるのが
この美術館の特徴でもあるのですが・・・

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雨で、どこが水辺か区別がつきませんでしたweep


この木々も紅葉に染まれば、また美しいでしょう。

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やっと館内への入口にたどりつきました~coldsweats01

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収蔵コレクションは日本画家・平山郁夫と彫刻家・佐藤忠良、
陶芸家・樂吉左衛門を柱としています。

開館15周年を記念した現在、
特別展としてシルクロードをメインとした平山郁夫展が開催されていました。
(2013.12.1まで)

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正直、美術関連にはあまり自信のない私ですが、
日本画のやさしい色彩と筆遣いは見ていて落ち着きます。

シルクロードを中心に、世界を訪ね歩いた
平山氏の素晴らしい作品を堪能することができました。

(2009年に他界した平山氏の)晩年の大作も展示されていました。
最期まで世界の平和を願い続けて描かれたそうです。


前後しますが、入館早々に向かったのがこちらのカフェ。

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相変わらずタイトなスケジュールで、
途中のサービスエリアで軽く食べただけでしたのでcoldsweats01

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コーヒーは、京都の老舗・イノダコーヒーです。

軽食はパンメニューに加え、お蕎麦もあります。
ナンピザをいただきましたが写真撮り忘れましたっ(・・;)

お天気には恵まれませんでしたが、
窓際の特等席で、ゆったりティータイムを楽しみました。


そんなわけで、
閉館時間間際に少し離れた場所にある樂吉左衛門館へ。

建物も通路もすべてが作品という感じを受けるものでした。

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閉館の夕方5時には、この時期だからこそ見られる
こんな素敵なライトアップした建物も。

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滋賀県の美術館はクオリティが高いです。
また、ゆっくり訪ねてみたい美術館です。

翌日は、神社めぐりの旅へ。


pc佐川美術館
http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/

【ももよろず日記関連記事】
pencilMIHOミュージアム こちら

2013年11月18日 (月)

滋賀の秋旅1~近江八幡~

今年二度目の滋賀県です。

秋旅は、雨の中rainスタートとなりました。
(ホントは晴れ女sunなのに、今回は力及ばずweep

まず訪れたのは近江八幡

琵琶湖の水運に恵まれ、豊臣秀次により整備された城下町です。
近江商人発祥の町ともいわれ、当時の面影を残す建築が
多く残っています。

観光案内所白雲館
旧八幡東学校として建てられた明治時代の擬洋風建築。

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この反対側が日牟禮八幡宮への入口

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鳥居をくぐって振り向くと、こんな景色が見られます

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近江八幡の人気スポットがここ。

鳥居の奥に、都会のデパートではおなじみの
和菓子のたねやと洋菓子のクラブ・ハリエがお店を構えているのす。

が、お店に直行する前に、鳥居からすぐの橋の下に降りてみました。
ここが有名な八幡堀

船でお堀めぐりも楽しめます。

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紅葉の見ごろまであと少しでした

P1070592s_2

そして、たねやへ
羊羹は苦手な私でも気になる和菓子もいっぱい。

 pencilたねや「西木木」の記事はこちら

ただ、日持ちしないものが多いため、買いだめできませんでしたsad

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ハリエのバームクーヘンの行列はここでも健在。

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この建物の一部、旧忠田邸だった部分は
カフェの特別室として有名なヴォーリズ建築が見られるそうです(予約制)
・・・次回はぜひ行くゾ(個人的な覚え書きpencil

この奥にあるのが日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)

たねや周辺の人だかりがウソのように境内は落ち着いています。
七五三の季節で、拝殿も「特別仕様」でしたよhappy01

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季節柄、菊もとてもきれいに飾られていました。

お詣りの後は、伝統的な街並みが残る新町通りへ向います。

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この周辺には、郷土資料館など内部も見学できる施設が
いくつかあるようですが、時間がなくて今回は断念

こちらは旧伴家住宅 資料館になっています。

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ここまで、建物好きにはたまらない数々の建造物がありましたが、
近江八幡で忘れてはならない有名なスポットが、
アメリカ出身の建築家ヴォーリズが手掛けた西洋建築。

今回はほとんど見ることができませんでしたので
ヴォーリズの銅像だけでもcamera

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そして、ヴォーリズは建築家だけではなく、キリスト教の伝道家として、
英語教師として、さらに事業家としても活躍しました。

おなじみのメンタムを販売する近江兄弟社の創業者でもあるのです。

P1070622s

近江八幡はみどころが多すぎて、とても数時間では巡れませんdespair

次回は、ポカポカ陽気のお天気のいい日に
じっくり西洋建築めぐりもしてみたいと近江八幡を後にしました。


続いて向かったのは、守山市にある佐川美術館です。

2013年11月17日 (日)

群馬・長野の旅3~小諸城址・懐古園~

群馬・長野の旅 つづきです。

2日目は、宿泊地軽井沢を出発し、小諸市にある
日本100名城でもある小諸城址・懐古園へ。

小諸城は、平安時代を起源としていますが、
武田信玄の時代には、山本勘助らがほぼ現在の縄張りとし
その後、豊臣秀吉による天下統一により
城主となった仙石秀久が
江戸時代初期にかけて大規模に整備したといわれています。

全国的にも珍しい穴城(城下町より低いところに築城)で
浅間山の火山灰でできた断崖が要塞のようになっています。

シンボルともなっている三の門も400年ほど前に作られました。

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国の重要文化財に指定されています。


園内を歩くと、城郭建築初期のつくりといわれる「野面積み」
見事な石垣が続きます。

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例年なら、紅葉真っ盛り・・・のはずなのてすが
今年は2週間ほど遅れているそうです

まるで新緑の公園にいるような錯覚に陥ります。
このあたり、紅葉したら美しいはずmaplemaple

橋の欄干には「紅葉谷」と書かれていました。

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(黒門橋 2013.10.21現在)  


天守台の跡に登ってみました。

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寛永時代に落雷で焼失以来天守は建てられませんでした。

さほど広くない場所に、木の切り株の跡が残っているくらいですが
城址内をぐるりと見渡せます。
木々を見ると、春の桜、秋の紅葉はにぎわいを見せるのでしょう。

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園内には、懐古神社があります。

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明治時代の廃藩後に荒廃していく城址を憂い
地元の士族たちが資金を集め整備した時に創建されたのがはじまりです。

ここでおおよそ園内一周なのですが、
看板に書いてあった気になる場所がもう一つ。

しかし場所がいまひとつ把握できません。
とりあえず線路を渡って(地下道をくぐります)

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きれいな公園を通り抜けながら
不安なので、作業中の方にお聞きすると
P1070358s

住宅の脇を抜けた公園の先にありました。
重要文化財の大手門 

P1070350s

初期の城郭建築の門として、独特の建築様式だそうで
弘前城と並び、大手門の双璧とされています。

横から見ると普通の門に見えますが、
石垣と一体化していない珍しい形なのです。

反対から見るとよくわかります。

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民間が所有していた門が
2008(平成20)年に修復されて公開されています。

懐古園から少し離れているので、訪れる人もまばらでしたが
見る価値のある立派な門でした。
もう少し、三の門付近からの案内標識がわかりやすいといいのですが。

こうして、しっかりお勉強して向かったのは
栗のまち・小布施でした。

これにて、群馬・長野の旅 おしまいです。



【ももよろず日記関連記事】
pencil群馬・長野の旅1 ~富岡製糸場~  こちら
pencil群馬・長野の旅2 ~碓氷第3橋梁(めがね橋)~ こちら
pencil小布施おいしい旅 その1 こちら
pencil小布施おいしい旅 その2 こちら

2013年11月12日 (火)

群馬・長野の旅2~碓氷第3橋梁(めがね橋)~

先日の群馬~長野の旅 つづきです。

富岡製糸場を見学した後、宿泊地の軽井沢に向かう際に
どうしても見てみたいものがありました。

まずは経由地、横川駅にて

P1070277

現在は信越本線・高崎方面からの終着駅ですが
かつては、軽井沢方面につながっていました。
(長野新幹線の開通により在来線は廃止されました)

駅に隣接する駐車場に線路の跡を発見!
こちら側もホームだったんですね。

その線路の続く先には、
鉄道資料館「碓氷(うすい)峠鉄道文化むら」がありましたが
すでに閉園時間でした・・・

こちらは、廃線跡を利用した遊歩道の入口。

P1070276

約6kmが遊歩道として整備されています。
本当は、ここを歩いてみたかったのですが、
スケジュール的に無理なので断念。
次の機会にゆっくり歩いてみたいと思います。

ちなみに「峠の釜めし」で有名なおぎのやさんは
この駅のすぐ近く(国道沿い)に大きなお店がありました。

そしていよいよ目的地に向けて
旧国道18号線沿いの山道を登ります。
(横川を過ぎたところで、旧道とバイパスが分岐します)

雨の日の夕方近くにやっとたどりついた
碓氷第3橋梁(めがね橋)

明治25年に完成した煉瓦アーチ橋で
長さ91m、高さ31mでわが国最大級。

P1070282


ある書籍でこの橋を見かけた時
京都・南禅寺の水路閣と同規模の印象を持っていましたが
このめがね橋の規模といったら、高さがその3倍ほど。
(ダムほどではありませんが・・・)

近くまで行くと、その高さは圧巻でした。

P1070289

そして、さきほどの遊歩道ルートからなら、橋上を歩けるのです。

P1070294

ここの区間は、急こう配のためにアプト式という方法で
列車を引っ張っていました。
廃線となった今、アプト式で走るのは大井川鐡道井川線だけ。

奇しくもここを訪れた直後に
その井川線に乗る機会がありました。記事はこちら


ところで、このめがね橋ですが、
宮崎駿監督のアニメ「風立ちぬ」のシーンにも
登場するそうで最近注目を浴びているのだとか。

アニメを見ない私は知らなかったのですが、
ちょっと前に見学した、目黒の雅叙園(百段階段)でも
「この部屋は、『千と千尋の神隠し』のモデルになっているんです」と
聞いて驚いたり・・・ 屋久島もそうでした。

宮崎作品を見たら旅の楽しみもまた増えそうです。

翌日は、100名城の1つ、小諸城址・懐古園を訪ねます。

つづく

2013年11月 4日 (月)

群馬・長野の旅1~富岡製糸場~

10月に訪ねた群馬県・富岡製糸場のレポートです。

来年6月の世界遺産登録の候補として注目されeye
ぜひ今のうちに行っておきたいと思い立ってGOcar
(といっても片道6時間近くかかったんです・・・遠かったwobbly

上信越自動車道を降りて、車で走ること10分ほど。
昭和な雰囲気の残る小さな町の中心にあります。

P1070218s

正門からはこんな眺めです。

明治5年に政府が創設したはじめての官営の工場です。
小中学校時代に「日本の近代化産業のさきがけ」と習いました。

開国して間もない当時の日本が世界に誇れるものは絹などの織物でした。
これを輸出の要にしようと、本格的な機械化を行ったのが富岡製糸場なのです。

この地は、繭が獲れる上に、
地盤もよく、広大な土地があったことから建設地となりました。

と、いう事前知識sign02をちょっぴり仕入れて現地へ。

現地では、入ってすぐの左手にガイドツアーの受付があります。
30分ごとの出発で無料。所要は40分ほどです。

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敷地の広さは、東京ドームの約4倍とか。
敷地内のほとんどの建物がほぼ当時の状態で残っているのが評価されています。

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近年、地元浜松でも紡績工場跡のまとまった広大な敷地は、
ショッピングセンターや娯楽施設になるのが普通ですから。

富岡製糸場を象徴するこの建物が東繭倉庫(ひがしまゆそうこ)

P1070224s

当時は、年に一度しか繭を仕入れられなかったので
大量に保管できる場所が必要となり、こんな大きさに。

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2階部分が倉庫、1階部分は事務所などでした。

レトロ建築大好きな私には、この洋風レンガも魅力的heart04
しかし、よ~く見るとフランス積みといわれるレンガ壁と
壁面には太い木の柱が通った和風テイストとの融合 木骨煉瓦造

さらに、屋根は瓦葺き、
レンガを組んだ隙間は漆喰(しっくい)で埋められています。
まるで江戸時代のお城の建築技術まで融合されています。

設計はフランス人ですが、建築は日本人たち。
レンガも苦労を重ねながらの国産です。

P1070227s

日曜日ということもあって、雨天rainでしたが見学者も多数。


こちらは外国人(フランス人)の女性教師が住んでいた建物。
技術を教える彼女たちは、かなりの厚遇で雇われていたそうです。

P1070236s

こちらはブリュナ館

P1070271s

中心指導者となったブリュナが家族とともに生活していたという住居。
のちに、夜学校や寄宿舎としても使われています。
また、このすぐ隣には、診療所も併設されていました。

製糸工場というと劣悪な環境での労働というイメージでしたが
(『あゝ野麦峠』など・・・)
当初、富岡製糸場で働いていたのは旧士族の子女たち。

当時の労働環境を考えれば、
ここで働く女工たちは日曜日休み、8時間労働、
お給料も当時の女性にしては高水準というものだったそうです。

しかし、開国したばかりで外国アレルギーの多かった日本では
女工さんを募集するにあたっても
「生き血(赤ワインのこと)を飲んでいる」外人のいるところになんか娘をやれない、
と家族たちの反対にあって、なかなか集まらなかったそうです。

最終的には、工場長自らが娘さんを連れてきたことで、
その後、徐々に人材が集まったそうです。

これは行ってみてわかった驚きの発見でした。

製糸場のメイン、そして見学のメインとなる操糸場

P1070231s

奥行140メートルほどの長い建物です。
一般の日本建築ならば、建物の中心に大黒柱的な太い柱が立つのですが
独特な屋根の組み方をとり入れているので、強度を保ちながらも
作業しやすい広い空間となっています。

ビニールをかぶっていて機械が見えない、と思いきや・・・

P1070237s

奥へ進むと間近で機械を見ることができます。
この機械は、残念ながら明治当時のものではありませんが
昭和40年以降から昭和62(1987)年まで実際に使われていたもの。

国から払い下げられたのち、いくつかの民間会社を経由し、
片倉工業(旧.片倉製糸紡績)で実際に昭和末期まで生産が行われていたのです。

P1070248s_2

ちなみに、同様の機械でここからほど近い碓氷(うすい)では
現在も生産が続けられているそうですよ。
その様子をVTRで見ることができます。

ここまでが40分ほどのガイド付きコースでした。

このあとは、自由見学となりました。
ブリュナ館の奥をぐるりとまわると、昔の学校のような木造の建物。

女工たちの寄宿舎です。

P1070267s

さらに一度入口まで戻って、東繭倉庫と平行して建っている西繭倉庫へ。

こちらは、東繭倉庫と同様に2階は繭の貯蔵。
1階部分は、動力燃料となる石炭を保管していたそうです。
P1070250s

ここまでご紹介した中で、実際に内部を見学できたのは操糸場だけなのですが、
あとひとつが、東繭倉庫の内部。

こちらは、富岡製糸場の歴史を紹介する展示施設。
また、シルク製品やお菓子などのおみやげショップがあります。

時間があえば、糸繰りの実演などがあるそうですが、
残念ながら見られませんでした。
P1070257s

東繭倉庫の内部壁面はこんな様子

P1070261s

自由見学も含めると1時間ほどの所要となりました。

実際に訪れてみると、知らなかったことも多く、勉強になりましたが
もっと内部も見学できるとよいと思います。
(耐久性や改修などの問題はあると思いますが・・・)

また、街並みの整備もこれからという感じがします。
ただ現状のレトロっぽさも壊さないで、
観光客も楽しめる街になればいいなぁと思うのです。


富岡製糸場内には車乗り入れは禁止なので、
車は近くの民間駐車場に入れることになりますrvcar
(徒歩5分くらいの場所にいくつか駐車場があります)

ちょうどお昼時だったので、食事をすると駐車無料という
お食事処『かわら屋』さんにお世話になりました。

P1070213s

お店の名物・黄金鮎に郷土料理のこしね汁など
お料理がついて、ボリューム満点でしたよ。

この後は、雨の中、さらにレンガ造りの重要文化財を見るために西へ向かいます。

つづく


pc富岡製糸場
http://www.tomioka-silk.jp/hp/index.html

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